コロナ渦と情報収集
世界を巻き込み続けているコロナウィルス。ワクチン接種が開始されました。昨年と比べたら制限はあるもののちょっと慣れてきたかな?と思えるほどに。それでも当時の図書館に勤めていた自分の環境は混乱に混乱を極めていました。
昨年の世間の様子
昨年の今頃は緊急事態宣言で出勤制限をかけ自治体の感染症対策本部の報告と東京都・政府の方針を気にかけていた日々。上層部からの具体的な指示はなく、交渉も相談もなにもされていないフワッとした突っ込みどころ満載の指示とも言えない指示に困惑し続け、スタッフは感染におののき恐怖におびえている。
都内では3月から急激にマスクが手に入らず、そしてなぜかトイレットペーパーやキッチンペーパーや生理用ナプキンも買えず(地味に困るんですけど 笑)アベノマスクは配布が間に合わず、開館準備に奔走するもアルコール消毒薬が手に入らない。使い捨てマスクは高騰。状況を先読みして購入しておいたアルコールはあるものの、開館後、消費された分が手に入れられるようになるのは1カ月以上かかるだろうかと、とにかく必要物資の手配を考えていた。
いつ開館できるのか、開館までに何を準備するのか、シフト組はどうしようか、この状況下だからこそできることなどを考え、相当頭をフル回転させていた。「なるようにしかならん」というのは現実的な手配をある程度済ませてから言えることで、何もしてないのに「なるようにしかならん」とも言えない。なにせ、疫病災害のようなものですべてが初めての対応。参考になる事例なども集めながら上司と相談・情報共有を重ねる。
そして、怯え続けるスタッフ。どこどこの病院で感染者が出た、感染者が〇〇県に移動して感染が広がった、ライブハウスやスポーツジムで感染者、近所のスーパーで感染者が出た、となった時はツィッターで拡散され町中がざわめいていた。志村けんさんのコロナウィルスによる死去のインパクトは大きく、ネガティブなニュースに八方をふさがれていた。感染しようものならでしたプライベート、個人情報が特定され晒されてしまうなどなんだか地獄絵図。
ヨーロッパでの感染・死者が増加しテレビもネットニュースも情報が錯そう。不安のためかデマも多く出回り、独り歩きした情報に尾ひれがついてただ恐怖をあおるものも増加し、自宅待機・テレワークなどでの待機中は得る情報で各々の恐怖感に差が出始めていた。
図書館業界もざわついていた
異例の出来事で図書館業界もざわついていた。某新聞に投稿された「図書館が開館していない」ことに対する苦情も多かった。自粛で外にでられないからこそ本を借りたい、こうゆうときに図書館を活用したい。もっともです(^^;)
役立たずみたいなことも言われました。しかしながら、自治体の方針で公共施設は閉鎖。新刊の本は出版が続くので選書・資料受け入れの作業、整理業務は続けています。ほとんどの自治体でWEBによる予約を中止していました。
この状況下でYoutubeでコンテンツを配信する図書館や、電子図書館、郵送サービスなどを行う図書館も。臨機応変に対応できる図書館と、そもそもその土台がなくできることが限られてしまう図書館。全国各地での取り組みなどが共有される機会でもありました。
資料は衛生的にどうなのか、消毒はどうするのか、館内への立ち入りが可能なのか、なにがどこまでできるのか・・・。「わからーーーん!」「こまったーーー!」
開館してからは、開館時間の短縮、サービス提供の制限、手指消毒、資料の消毒、時間を空けてから返却本を移動させるなどできることは行いました。まず世間様の理解を得るのが大変で「いままで通りではないこと」への苦情もとても多かったことを覚えています。
そんな時こそ「自分に必要な情報」を見極め収集する
実は人によってたどり着く情報が異なる
同じキーワードでも検索する人間によって検索結果が異なることがあります。
例えば、「ダイエット」というキーワードを検索したとして、「失敗例」にたどり着く人、「成功例」にたどり着く人、エステやダイエット食品、ダイエット機器、情報商材、医者が勧めるもの方法、運動方法、はたまた病気の情報など、多岐にわたります。
ざっくり検索しただけでこれだけの情報がでてくるので、つい広告に載せられて購入してしまったり、続かなさそうな情報をみてあきらめてしまったり。そもそも見るのが面倒になってスタートにも立てないということもあるのです。
情報を集めてみる
自分に必要な情報をまず整理して現状を把握してから収集しましょう。コロナ初期の大混乱の当時、インパクトの強い恐ろしい情報も多い中、私は以下のように行っていました。
①仕事に関わる情報
私が配属されていたのは公共図書館です。業界自体がどのようにとらえているのか全国の図書館の状況を知る努力をしました。日本図書館協会、時間があれば海外の図書館HPなども閲覧しました。
そして、現実問題、自分の職場です。中央図書館・都立/県立図書館をはじめ、学校とも絡みがありますので、教育委員会、自治体、都道府県、日本政府。それさえわかればおおよその方針は見えていました。あとは所属する会社の指示と方向性。
また、通勤で利用しているのであれば鉄道・バス会社の情報も必要でした。
必要物資の入手手段。とくに価格が高騰するうえ、手に入れることもままならない。ストックがどのくらいあるかの現状把握と、流通状況は気にかけなければなりませんでした。
あと自分の体感で、ものすごく混乱してる~!ストレスがかかっている~!という情報(笑)
②自分の生活に関わる情報
自分自身の生活環境の把握としては、自分が住んでいる居住区の区市町村HP、そして都道府県HPです。身内が心配なら身内が住んでいる居住区のHPを見るのも良いでしょう。衣食住に関わる部分では、「衣」についてはあまり関係ありませんでしたが、食べ物や物資の調達について、利用している店の営業情報などは気にかけました。
③自分自身の情報
そして大切な自分自身の情報です。連日感染者が報道される中、持病の有無、自分の健康状態、自分が接触する機会のある人たちに感染者がでていたか。1年前の当時から現時点まで、ぶっちゃけ「0人」です。私も体はとても元気。
①~③をまとめて考えると、
仕事については、情報を押さえたい通勤に関しては百貨店の休業、学校の休校、テレワークの推奨により電車が混雑していることはほとんどありませんでした。通勤の混雑を避けるために、勤務の時間帯についても上司とよくよく相談を行い、勤務する人達が安全に通える配慮ができたなと感じています。
品薄が続いていたトイレットペーパーは通常通り予備を1パック購入。焦って買い溜めをする必要はないことがわかります。
生理用品も予備があったのでなくなる前に補充すれば大丈夫。品薄ではあるけれど近隣のドラッグストアやスーパーを何店舗か目星をつけておいたので手に入りそう。
マスクは母が以前購入していたストック分の箱を分けてくれました。主人も箱で用意してくれていた。(もともと箱を購入する環境なので予備は大丈夫だった)自分自身、秋冬に喉をやられたり乾燥に弱かったりするのでちょこちょこストックを保持しています。
スーパーは週2回の頻度、いつも空いている時間を利用してる。だいたい2~3日の必要分を購入している。食べる量が増えるわけではないので変化なし。
手洗い・うがいは慣行。ハンドソープを積極的に使うようになった。手も荒れやすくなったので色々ハンドクリームを楽しんだけれど、NIVEAとアトリックスがなんだかんだ良いという結論にたどりつく。(笑)
食事は、外食は控えて家で作ろうとなり、お米の消費はちょっと増えたけれどドラッグストアで購入ができるレベル。当時、パスタ、ホットケーキミックス、小麦粉が不足していました(なんでだろう^^;)が我が家の主食ではないので特に困ることではない。主食は米と玄米で10キロもあれば当面は大丈夫だろう。
犬のバットくんの餌が不足することはなさそうだ。なるべく1箱分は置いておくようにしておこう。最悪、私たちが食べるものと同じであっても問題ない。
持病なし。
友人も心配なし。テレワーク開始。通勤も少ないそう。
親族も心配なし。主人の仕事は制限がかかっていたこともあり、大変な時期もありましたが、私のお給料が減額されることはなかったので質素にしていれば乗り切れそうだなという具合。
ライブハウスや接客を伴う飲食店を利用することもないし、ジムもだいぶ前にやめていたし、映画は自宅で見て楽しんでいる。買い物に行きたくて仕方がないという衝動もない。宅飲み好き。居酒屋に行くのも大抵は2~3人の気心の知れた人間だけで楽しんでいる。すこし自粛すれば問題ないかな?
<追加した習慣>
3蜜避けてソーシャルディスタント、手洗いうがい、不要不急は避ける
これだけでした。
社会全体がこれをやっていたので、たまに外食にでても十分保てていました。
要は、様々な状況・情報をもとに自分の状況を照らし合わせてどこまで問題がなく、どこを工夫すればいいのか、ということを見極めていくことが情報収集なのです。
自分に必要な情報にたどり付くためには
自分の状況をある程度整理して分別した後に探すことが重要
ニュースなども同様に、普段つかっているSNSで速報が流れてきます。一方的に送られてくる情報のほとんどが玉石混合です。そして、案外一方的に受け取った情報で満足してしまい自分で探すことが遠のいてしまいます。
いま私たちにとって共通で関わっている「コロナウィルス」についても同様です。毎日速報で流れてくる感染症の話題。
「まん延防止等重点措置」「ワクチン接種」「緊急事態宣言」
日本に住んでいるのでまずは日本の状況で発表されている正式なものに目を通しましょう。
変化する状況に左右されるため情報が混乱する中、メディアで発信されている出来事が全国で起こっていることかと言えば、全然そんなこともありません。人は人、自分は自分、その感覚も必要です。
また、自宅で過ごす時間が増えたことで、情報にアクセスする機会が増えました。主にYoutubeのような動画コンテンツでも情報を簡単に得ることができますが、それも玉石混合です。偏った情報によって余計な恐怖心を抱いて不安を感じながら過ごしている人もいるかもしれません。
最初の方に述べた通り、情報検索は人によってたどり着く情報が異なります。正確なものを知り、怖がるのではなく、現在の状況と自分の状況と照らし合わせて活かしていきましょう。
「あの人」に会ってしまったとき
学校や職場で出会う変わった人、自分に大きな影響を与えた人との出会いは良くも悪くもある。とくに、自分にいやな影響を与えた人というのはいい人よりも忘れられないもので時々フラッシュバックのように思い出されては悶絶する・・・・
特に、女性の職場で多く働いてきた自分にとっては衝撃的な印象を植え付けた人物が数人いる。どうせ一生忘れられないだろうからカテゴリフォルダを作成して、WEB上に記憶を移して、自分の脳みその記憶スペースを空けてしまおうと思う(名案!٩(ˊᗜˋ*)و)
- バブルを生きた華やかな女性
- お前、人間の記憶はA4のコピー用紙数枚分しかないんだぞ
- 現実的な距離が開いても周囲に広がりすぎていた波紋
- 変な人だったんだよ
- あれから10数年・・・・
- 偶然みかけたことで吹っ切れた
バブルを生きた華やかな女性
華やかさがある人はやはり同性でも目を引くし、美しいと感じると好意を抱きます。その「華やかさ」は個性でもあり、その人が持つ独特の雰囲気。でも、個性って実は「個性的」というくらいとっても癖があるという意味でもあるということを今になってわかりました。突出したものが目立つ、目を引くというのは無意識に作用してしまうものなのでしょう。
彼女は当時40代主婦で、背が高くとても太っていた。快活に「ガハハ」「グヘヘ」と笑い、なんでも思ったことを人目をはばからず口にしてしまう。それが面白いととらえる人もいるだろう。私の彼女への第一印象は「派手好き」だった。
バブル時代にホステスをしていた彼女は人当たりがよく面白い。メイクも上手だし、太っているとはいってもお洒落に気を使っている。気の利いたことも言うし正直お客さんなら気分よく過ごせて楽しいと思う。ただ、それは数か月に1~2回しか会わないのなら好印象で終わるのだが、毎日となると・・・シンドイ(笑)なにがシンドイかというと・・・
とにかく自分のことをしゃべる。しゃべる、しゃべる、しゃべる!私は彼女のことが、正直・・・正直・・・・本当に嫌いなのです。嫌いなのですが、彼女のことをよく知っている事態になっている(笑)なんやねん。この話をまとめるとBlog3回分に分けて書けるボリュームです。いつか書きます、記憶から追い出したいので^^
家庭事情、借金、過去の恋愛、生い立ち、子どものこと、夫のこと、性生活、実家の嫁姑問題、学費が払えない、近所にだれが住んでいるのか、買った家の値段・・・・・とにかく、なんか知らないけど聞いてもいないのにべらべらしゃべっているのでわずか一カ月もたたないうちに私の脳の記憶容量を大幅に占め始めたのです。
当時20代の自分は、今思えば、おそらくマウントされていたのだと思うのですが。日常的に「あたしがアンタの年のころには自力で金稼いで留学したりしたわよ。もっと苦労しなさいよ」みたいなことを毎日言われていました。(これ一種のマウントだよね?)借金、結婚の愚痴を毎日聞かされている自分にとっては説得力などなく、同じようになりたいものでもないのでスルーするものの、しっかりと脳みそに印象付けられ続けていくのです。
お前、人間の記憶はA4のコピー用紙数枚分しかないんだぞ
当時、このことが原因でストレスが溜まっていた私は前の職場の上司たちと飲みに行ったりしていたのですが、私がノイローゼのようにこのオバサンの話をしていた。愚痴を聞かされ続けた上司から言われたのが「お前なぁ、人間の記憶はA4のコピー用紙数枚分しかないんだぞ。貴重なスペースをそんなババアに占領されてんじゃねぇよ」。
(꒪ꇴ꒪ (꒪ꇴ꒪ (꒪ꇴ꒪ ;)
そうですね!本当にそうですね!その通りですね!
ノイローゼとはいったもので、頭の中がオバサンに占領されていたのです。
上記にサラ~っと要約して書いてますが内容はかなり濃厚で私には刺激が強すぎる。仕事の雑用はほとんどしない。遅刻は当たり前。いろいろな状況が絡んで困惑、困っていたのも事実です。自分の顧客さんにあることないことを吹き込まれ誤解をされたり、私にも顧客さんのあることないことを吹き込んだり。(これも元ホステスの技なのかな)注意をすればいじめられたと言い、上司もなにも対処しない。部長にも相談したが「あれはちょっと一筋縄ではいかないタイプかもしれない」とお手上げだった。
ときどき写真を持ってきては見せてもらったりなどしていたのですが、どうも子どもたちが笑顔の写真がないのですよね。どのアルバムにも笑顔がない。とどめは、彼女の子どもと初めて会ったとき「こんにちは」とあいさつをしたら、返ってきた言葉が「お金ちょうだい」でした。いろいろショックで、思考停止しました。
ブワッ肌を駆け上がるなにかを感じて、あぁ、ちょっと無理だ。。。子どもに罪はないけれど、もう自分の認識できる世界からかけ離れている。精神的にも支障をきたし始めたため、異動希望を出し、離れることにしました。
現実的な距離が開いても周囲に広がりすぎていた波紋
異動先では穏やかに過ごしていた中、時折彼女の噂が飛び込んでくる。私物の商品確保のために数少ない在庫を確保したくて電話をしてくるのだ。話し方や態度が電話越しでもわかるくらい異常だというので社内ではかなり嫌われていた。嫌われているので、彼女に関する話題はほとんどネガティブなものばかりだ。正直、聞きたくないのに耳に入ってくる。知りたくないけど知りたいような女性週刊誌みたいになっていた。
思い出せば吐き気がする。結局、いつまでも販売の仕事はしていられないなと感じていたので、私はその職場を辞めることにしました。
変な人だったんだよ
今思えば週刊誌やコミックの読者投稿欄やキチママに書かれているようなことの体験だったのかもしれません。しかしですね、案外人間ってみんな優しいんですよ。こんなに困った迷惑な人でも、一緒のグループ(組織とか友人とか家族とか)だと嫌いでもなんだか憎めない。それが苦しい。
思い出せば、浴びせられた言葉の数々が思い出されて自分をくるしめる。「意地が悪い」「いじめだ」「性格が悪い」といったような人格否定の言葉。その感じ方をしていることは本人にとっては事実だけれども、私にも私の中の事実がある。彼女にされてきたいやがらせの数々。業務に対する不誠実さ。
まったく折り合いがつかない。お互いにフィールドが違うのだから。考えれば考えるほどもやもやする。
あれから10数年・・・・
私も40歳手前になり、当時の彼女の年齢に近づいた。さんざんマウントを取られ、苦労しろ、あたしみたいになれ、性格が悪い、などさんざんなことを言われたけれど、どうだいこの現実は。同じ年に近づくにしたがって、確かに彼女のような壮絶な人生経験はしていない。だけれども、お金の大切さに気付いてカードローンはすべて返済。結婚もしたけれど「旦那の稼ぎがわるくて」といった愚痴は言う機会もない。仕事も変えて、人間関係もガラっと変わった。
実際の距離は断絶、時間の距離は年月が過ぎれば過ぎるほど開いていく。ただ、年齢が近くなればなるほどわかることがある。「あの人、変わった人だったんだな」という事実。当時の彼女の年齢に近づくほど克服されていく。
そして、偶然見かけてしまった(笑)Σ⊙▃⊙川
主人と遠方に出かけたとき、桜並木がきれいで車の窓を開けて眺めていた。そしたらふと、目立つ色の車がすーっとコンビニに止まった。あぁ桜が綺麗だな~と思いつつ、目立つ色の車に目が向いたら・・・・・「げっ!!!!Σ⊙▃⊙川」
主人に恐る恐る「・・・・ねぇ・・〇〇さんがいる・・・・」と伝えた。
「え?例のオバサン?どれよ。おもしろそうじゃない」とノってきた。目立つ色の車を指しあの人だよと。とっさにゾクッとびびってしまって窓を閉めてしまった。
隣で、何で窓を閉めてるんだよ と笑う主人。
だって~~~(◜०﹏०◝)
気づかれたかな。気づかないだろうな。なんで私は気づいちゃったかな。
ソワソワソワソワ。
そこに主人の一言。「あれは相当変わった人だろう。見ただけでわかるだろうよ、あんなの」と。
(·◇·)なんでわかるの。とポカーン。そしてその共感にふっと軽くなった。
そうか、やっぱり変な人だったんだ!確信が持てずにいたけど変な人だったんだ!
偶然みかけたことで吹っ切れた
もう50歳過ぎたでしょう。当時と変わらずの派手な容姿に、好きだと言っていたお気に入りの色の車。変わってないなー。変わってないんだろうな。
そして主人の総括。
人ってのはさ、誰でも少なからず他人に迷惑かけながら、それでも生きてるんだよ。そりゃものすごく他人に迷惑をかけて生きている人もいるだろうし様々だよ。だけどな、一生懸命生きてるんじゃないの?案外、他人に迷惑をかけているなんてことは、自分が一番わかっているもんよ。
と。その日からなんか恨みつらみはあるけど憎いみたいなのは薄れていってそのうち消えてしまうのだろうと思う。
だからといって、こうやって思い出してしまうのだから、これはこれでBlogにして、インターネットの中で記録して私の脳の記憶スペースを増やすことにした。
これが五月病か!
今週のお題「やる気が出ない」
まさに。これがいわゆる五月病なのかと痛感します。なんというか・・・充電が20%しかないのにゲームで浪費して10~3%のエネルギーをいったりきたり、ときには0%になってしまって身動きがとれない。
そんな感じ。
一般的にいわれている五月病
日本においては、新年度の4月には入学や就職、異動、クラス替え、一人暮らしなど新しい環境への期待があり、やる気があるものの、その環境に適応できないでいると人によってはうつ病に似た症状がしばしば5月のゴールデンウィーク明け頃[1][2]から起こることが多いためこの名称がある。医学的な診断名としては、「適応障害」あるいは「うつ病」と診断される[1]。
発症に至る例としては、今春に生活環境が大きく変化した者の中で、新しい生活や環境に適応できないまま[1][2]、ゴールデンウィーク中に疲れが一気に噴き出す[1]、長い休みの影響で学校や職場への行く気を削ぐ[3]などの要因から、ゴールデンウィーク明け頃から理由不明確な体や心の不調に陥る[1][2]、というものがある。
だそうで、お医者さんが書いている記事だと、4月に新しい環境(仕事、学校、引っ越し、新生活)などでストレスがかかり、5月のゴールデンウィークなどの連休後にやる気を失う、というものだそうです。
まぁ、確かに、引っ越しや転職、学校などがなくても4月というのは周囲の人間がだれかしら忙しいものですよね。もしかしたら、社会全体があわただしく、変化というものに取り巻かれているのかもしれないですね。
はたして本当にそうなのか?
私はFacebookも利用していて、そちらはほぼ日記や写真をとりまとめているようなものなのですが、過去の日付投稿が毎日お知らせで届きます。5月に入って連日くるお知らせに気が付いたことがあったのです。
あれれ?なんか、5月ってトラブル多くない?
たとえば、職場の50代の女性のストレスのはけ口にされる。最初は気にならなかったことがどんどん積み重なってパンク。(翌年は、似たような女性が5人くらいいる職場に異動(∴◎∀◎∴)
また、この時期は、利用者もちょっと気が立ってる人が多かったりして、難癖に近いようなクレーム対応や、窓口対応でのトラブルが増え始める。
ちょっと調子が悪いな、気分転換に温泉でも行こうと週に2~3回通うもどうにもこうにも気分転換ができない。なんだかお金ばっかりかかってる。
連休中のスーパー銭湯に行ったらお湯がなんとなくトロ~っとしていて、なんかヤバイかも、と思ったら翌日から高熱と喉の腫れで声がでなくなり、連休で病院もやっておらず仕事を休むも全然治らない。抗生物質処方されて10日ほどで回復。免疫力が低下していたのだろう。
さらに、私の主人は山伏で、山や火や水の修行をするのですが、一緒に水行(滝行)をするのですが、いつもの行場、修行でも太刀打ちできない。こうなると、最後には、身動きが取れず、動けなくなってしまうのです。無気力状態になり、眠り病のような状態で車の助手席に乗せられ、カフェインのキャンディを口に放り込むもののカフェインでも太刀打ちできない無気力。4時間ほど車を走らせ、長野県にあるとっておきの行場の滝に放り込まれます。そこで初めてリフレッシュして生き返るというのを毎年繰り返していた。
Facebookの過去の投稿のお知らせで、こんなことが毎年繰り返されていたことに気が付いたのです。
今年のわたしの症状
4月末からなんとなく体調が悪い・・・というより怠い。1日の活動できる時間が半分だったり、億劫だったり・・・。
- とにかく一人になりたい。
- 謎のゲームや漫画に熱中し、とにかくそれだけをしていたい。
- お腹がすくものの、食べる気力や何を食べたいかが浮かばない。
- 夕飯の話をされると過剰にストレスを感じ始める。
- 掃除、片づけができなくなる。布団を上げることがとにかく大変で挫折。
- 布団部屋になってしまい、入り浸り、とにかく寝る。眠り病みたいに寝る。
- 生活音に過剰に敏感になる。なんかイライラする。
- 不眠気味になり、深夜目が覚めたり寝つきが悪い。
- 手の中指にイボができた・・・
総じて「やる気が出ない」「免疫力が低下している」というやつです。
幸い、主人は理解を示してくれてどうゆう状況なのかを察してくれており、「寝てていいよ」「休みな」「ごはんつくろうか」などと気を使ってくれています。それに甘えてばかりでは主人にしわ寄せがいってしまうと思いつつ、体と頭が全然かみ合わない。思っていることと行動がマッチしない。
そして、やらなければならないタスクだけが積み重なり、さらに動けない・・・・
いまは仕事をしないで休むことに専念をしているため他人からのストレスがない状態ではありますが、それでもこの状況。それが今年5月現在の私です。(´ε`;)
五月病はおそらく「自律神経の乱れ」なのではないか
環境の変化もなく、周囲の人間関係に振り回されることもなくなったのにも関わらず今起こっている「無気力状態」。不眠から始まり、昼夜逆転、無気力、やる気の低迷。
ちょっとした鬱状態の一種なのだと思うのです。免疫力の低下などの根本は自律神経の乱れ。急に気温が上がり、春から初夏にかかるこの季節、気温の寒暖差だけでも体へのストレスが実は大きかったのだと実感しています。体温調整が難しいのです。もしかしたら年齢的なものもあるかもしれません。40歳を目前にホルモンの調整が難しくなっているのかも。
また、去年からの世界的に蔓延しているとされているウィルス感染症。社会を大きく巻き込んでいるため社会情勢自体がストレスでもあり、免疫力を低下させているのかもしれません。(マスクはずしてたくさん酸素を吸いたいぞー!)
◆今年の解決策
他人からのストレスがない、という点では昨年よりはシンプルかもしれません。
とにかく体を作ること。
【中年太り解消】シェイプアップトレーニング20分(初心者向け)
季節の変わり目、とくに5月と似たような条件がそろうのが10月でしょうか。今年から変えようと思ったのは運動をすること。とにかく、運動・休むのサイクルをつくって体力を作ることを目標にしたいですね。
20%の充電を0%までつかってモバイルバッテリーで食いつなぐようなやり方ではなく、しっかり100%まで充電をして60~80%の気力に満ちた状態を維持していくことがりそうなのかな、と分析した今年の五月病でした。
心を整えることを先にするのはちょっと難しい時期なので、先に体を作る時期、としたほうが上手くいくのかなと感じています。
実践したらまた報告いたします!お読みいただきありがとうございました♪
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【フレブルLIFE】社交性を磨きたい② マナーウェアが届いたよ(^^♪
こんにちは!Corottyです♪
先日amazonで注文したマナーウェアが届きました!
デニム柄、オレンジ、アニマル柄の3種類。
素材も柔らかくてよさそう。しっかりしています。デニムが男の子っぽいかな?
アニマル柄は「子どもの犬」感満点(*^ω^*)
オレンジが案外毛色に合うかも?などと想像しながらとりあえずデニム柄を試着させてみました。
あまり嫌がるそぶりもなく、すんなり巻かせてくれました。
うちの子は胸からおなかのサイズのキュッと絞られる感があるほうなのでサイズで迷ったけれどLサイズでちょうどよかったです。これ以上大きいと、おチンのところがぶかぶかしそう。マジックテープが幅広なので調整幅も広くありがたい。
汚れもすぐ落ちそうな布です。
これで、心置きなく、赤チンを心配することなくドッグランに連れていけそうです♪
オレンジ着せた写真を撮りたかったのだけど、遊びスイッチが入ってしまって、テーブルの下にかくれんぼ、追いかけると逃げる、離れると追いかけるのジャレモードになってしまったので、ドッグランに遊びに行ったときなどに撮りたいと思います^^
6月で3歳。もうすぐおじさんの仲間入りかな?
予防接種を終えたら、以前お世話になった方が営業しているドッグランにお邪魔したいと思います。
台湾パインを食べたら想像以上に・・・
少し前に台湾パイナップルを食べよう!という声があがり、「買いたいけど売ってない」状況がしばし続いていました。
西友で購入できるとのこでしたが市内の西友をめぐっても買えない。売ってないぞ~!そんなこんなで忘れそうになっていたところ。
マミーマートで売っているのを発見!早速購入してみました。
アメリカの大統領選挙から見始めた闇のクマさんのYouTube配信で、台湾パインが紹介されていて「台湾パインパインが甘くてめっちゃ美味しい」と。。。頭の中がそれ一色になってしまい、1度は食べておかないといけないなと思っていたのです。
買ってきたよ!
切られていないまるまるのパイナップルと半身のパイナップル。
価格は丸ごと台湾パイナップルが680~780円前後。半身で400円前後。
母も遊びにくるので、半分お土産にして夕飯を一緒に食べるときにデザートに出そうと思い、丸ごと1個買ってみました(^^)
いつも売っているパイナップルの約1.5~2倍くらいのお値段。見た目は、「熟してる!」と思うようなオレンジ色。そして、けっこうトゲトゲしている。
香りも芳醇なあまずっぱさがほわ~んと伝わってくる感じ。
ちょっと期待。
おおおおお、ジューシー!!!!
パイナップルの切り方がわからなかったのでネットで検索。(本当に今の時代って便利ですね)
闇のクマさんが重要なことを言っていました。
「芯まで食べられる」
切った感じ、確かに柔らかいし、なんていうか、皮が薄いんですよね。
ギリギリまで食べられそう。そして香り。切ってからパイナップルの香りではなく、「芳醇なパイナップルの香り」が充満。
これは、絶対に美味しいやつです。
台湾パイナップルの感想
これを家庭で食べられるのは本当に貴重。とっても美味しいし品質はかなり良い。
特別なデザートとしても良い。日本でいうところのマスクメロンとか夕張メロンみたいな感じ。パイナップルは処理が大変なイメージで自分で購入することなどほとんどなかったのですが、この台湾パイナップルは嗜好品としても良いし、お酒を買うようなそんな感覚です。
一度、ご賞味いただくことをお勧めします。本当に美味しいよ!
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【フレブルLIFE】社交性を磨きたい①
フレンチブルドッグという犬種をご存じでしょうか。ずんぐりした体型に鼻ぺちゃの顔が愛嬌があり、不細工だけどなんだか憎めない。よくイラストなどにも用いられ、なんかちょっとおしゃれな感じがするかもしれません。
我が家のフレブルのバット君は今年で3歳になります。小さかったこの子がこんなに大きく重たくなるなんて(*゚Д゚*)
実は最近、気になっていることがあるのです。
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どうやら嫌われているらしい
散歩に行くと必ずほかのワンコと出会います。大抵はスルーするかお互いにコースを変えてかち合わないように飼い主同士暗黙の了解で道を譲りあいます。
それでもお互いに興味をもってお近づきになれるかもヽ(*´v`*)ノ
ヤッター!ひゃっほう!と喜んで近づくと、バットのグイグイいく怯まない遊びたがりの性格のせいか相手がドン引き。さらにめげずに近づいてギャン吠えされて飼い主さんも焦っちゃってお互い「すいません、すいません(・∀・;)ごめんねごめんね」とそそくさとお別れをする。
バットと言えば吠えられてもあまり気にしていない様子なのですが、お別れしたあと、決まって猛ダッシュモードに入ってしまうのです。(私にはなんだよコンチクショー!(ノД`)゚と見えます 笑 )
ドッグトレーナーやブリーダーをされているYouTuberさんがお悩み相談ライブで相談を読み上げてくださったことがありました。
どうやらフレンチブルドッグは嫌われやすい犬種らしいことを教えていただきました。ほかのYouTuberさんの動画やWEB上で発信されている情報でもやはり皆さん同じようなご意見。
嫌われてしまう理由
- 短頭種のため、匂いで情報を得る機能が鼻の長い一般的な犬種よりも若干劣ってしまうため接触する距離が近くなってしまう。そのため、パーソナルスペースにグイグイ入ってくるので警戒されやすい。
- 尻尾がない、もしくは短いため、感情表現・ボディランゲージが分かりにくい。
- 「ブーブー」という自然にでてしまう鳴き声がうなっているように聞こえる。
- 顔のしわがおおく表情が読み取りにくい、もしくは怒っているように見える。
- つぶらな大きな瞳も犬同士だと見つめられる過ぎると困惑する。
- 遊び好きの性格だが、それがしつこくて疲れてしまう。
というようなことが挙げられるそうです。
いやあ、確かに。そこが可愛いのだけれど、犬同士だとそうかあ、そうだよなあと思いあたるふしばかりでした。人にも犬にも興味があり、遊びたいオーラをいつもはなっているわが子をみると、どうにかして社交性を磨き充実した犬ライフを送ってほしいと思うようになったのです。
もう3歳に近いけどまだ間にあうか
本来なら子犬のときにたくさんドッグランに連れて行って遊びながら犬同士でやっていいことと悪いことを教えてもらうのがベストでした。しかしながら仕事や家族の予定などで散歩以外にドッグランに足を伸ばすとなるとなかなか難しかった現実。。。
相談に応えてくださったブリーダーさんは「とにかくドッグランに連れいていくこと。吠えられても、いじめられても、気にしないで連れていく。」だそうです。
やる前からできない、不安を感じて遠のいてしまってましたが、まずはやってみることなんだ!と励まされました。
頑張ってドッグランでいろんな犬に関わってみる!
私自身、社交性があるほうではないので自分が不安だったのかもしれません。ドッグランでの気を付けるべきマナーを気を付けていればいいとアドバイスをもらえました。
- 飼い主さん同士の挨拶をきちんとする。
- ドッグランに入ったらすぐにリードを離さず少し様子をみて慣れさせる。
- 犬同士のお付き合いに慣れていないことを伝える。
- それでもしつこくするようならドッグランから出る。
- 飼い犬からは目を離さない。
- ウンチは必ず回収する。
- 去勢をしていないようであればマナーベルトをする。
そのほかにも、同じ犬種が集まるドッグランの利用も良いそう。確かにフレブルの性格を理解している飼い主さん同士だと安心感もありますし、犬同士も楽しく遊べそうですよね。
それから、なんだかんだ飼い主同士のコミュニケーションも犬同士の楽しい時間の大切な要素につながるようです。自分も引きこもってばかりいないで、積極的に関わってみるチャンスかなと感じました。
また、吠えられてしまうことはあまり気にしなくてもいいとのこと。相手の犬の問題であって深く気にする必要はないですよ、と言われ「ああ、そうか!」とちょっと目からうろこでした。
夏までに、ドッグランに行って楽しいフレブル生活を送れるように頑張りたいと思います(*´∀`)
男の子のマナーベルト 男の子のマナーパット
図書館で働きたい
私は公共図書館で約7年業務に携わってきました。仕事の面白さにとり付かれ、司書の資格を取得し今後もできれば図書館の仕事をしたいなと思っています(^^)
「生涯学習」という言葉をよく聞きます。一見、図書館は学びの場として提供されているようにも見えますが、実は働いている自分自身がなにより生涯学習を実践できる場でもあるのです。
図書館の求人情報について
図書館の仕事にであったのは8年前。当時、気楽にできるバイトを探していて求人情報を見ていた時に図書館員募集の記事をみつけました。
コンビニにあるようなタウンワーク誌でした。ほかにも、インターネット上の求人サイトにもよく掲載されています。
正直、公共で特殊で専門性のある仕事だと思っていましたので、まさかこんな求人情報誌にサラっと掲載されているなんて驚きました。
大学卒業してないとだめなのではないか、資格がいるのではないか、公務員試験がひつようなのでは?などなど最初は「?????」となりましたが、せっかくなので応募してみました。
求人を出している主な事業者
- 各自治体(正職員、非常勤、臨時など)。各自治体HP、図書館HP、自治体広報などに掲載されていることがあります。不定期。
- 専門知識を必要とされる求人は日本図書館協会の求人ページに掲載
- 図書館を専門にした派遣事業を行っている会社 図書館流通センター、図書館スタッフ、VIAX、紀伊国屋書店、丸善 など)
- その他 人材派遣会社 ※最近は多くの派遣会社でも求人を取り扱っています。
気になる給与
一般的な企業の正社員とは異なり、ほとんどが派遣社員、パート・アルバイトであることが多く、時給は1,000円前後×時間+司書資格があれば資格手当 程度、賞与なしである場合がほとんどです。多いか少ないかについてはそれぞれ個人の生活環境、ライフスタイルがあるのでなんとも言えませんが、専門職と言われるにしては低いと感じる人も多いかもしれません。
月収にして、手取りで14万~18万円となっている印象です。会社によって異なりますが、私が所属していた会社では資格手当は月5000円を支給されていました。一人暮らし、家族を養うと、なるとやはりちょっと厳しいかなという現実です。
今は図書館業務も派遣の時代。「業務委託」と「指定管理者制度」
図書館司書の正規雇用は狭き門といわれています。公共図書館での正規職員ルートは、公務員試験を受け、自治体の公務員の職のさらに図書館への配属となります。
なので、図書館で働きたいからといって公務員試験を受ければ希望どおり図書館に配属されるというわけではありません。
ではなぜ、求人誌やインターネット求人サイトで図書館員の求人広告が増えたのでしょうか。
これまでは、自治体が運営していた図書館ですが、2003年に施行された指定管理者制度の導入により、企業やNPOなどの民間組織に運営を任せることができるようになりました。指定管理者制度の図書館は施設管理から業務、人員など、その図書館を、中央図書館の意向に沿って民間組織が運営しています。
また、業務の一部を業務委託という形で民間企業に任せている図書館がほとんどです。自治体が直営している図書館でも、窓口業務は民間に任せているというところがとても多いのが現状です。銀行窓口や郵便局、病院の受付、役所の窓口なども業務委託を導入しているところはとても多いですよね。
指定管理者制度については賛否両論あり、私個人の意見としても公務員試験を経て公務員になった人材と、一般教養・常識・社会通念・地域貢献の意思が薄くても比較的気軽に採用されてしまう民間企業の人材では力量の差が出てしまうことも問題があると思います。
指定管理者というだけで苦情を受けるということもよくあります。当初は指定管理者によるメリット(開館時間が延長される、開館日が増える、催し物、サービスなどが充実する)や機転が利く瞬発力などを魅力に感じていましたが、長く続けると利用者の厳しい意見というのも身に染みてわかる出来事に何度か遭遇しました。
これについては追々ブログの記事で書きたいと思っています。
福利厚生について
ここでは、派遣会社の福利厚生について紹介します。自治体から委託されるという業態のため、いわゆるブラック企業のような会社はほぼ少ないと考えます。社会保険、厚生年金、有給などもきちんと法定に法り運営されています。
時折、自治体の中で経営している企業を優遇していることがあります。例えばそれが製造業で図書館とまったく関係のない、得意分野が違う会社だとすると、現場の人間と会社側の認識の差がでる可能性はあります。生産量・効率など数字を重視する考えですと、あくまでも奉仕的な目に見える成果が分かりにくい図書館のような非営利の存在とではどうしても認識にすれ違いがでてくることはあると思われます。
司書資格は必要なのか?
答えは、資格がなくても図書館の仕事は可能です。私の場合は、司書資格がない状態で入社。自分の過去の仕事の経験などが案外気楽に活かされるような環境で、できる業務が多かったこと、苦にならなかったことなどもあり責任者職へ推薦されていきました。最初は窓口の業務が中心でしたが、責任者職になるとバックヤードの仕事が増え図書館業務の面白さに目覚めました。上司からの勧めもあり、司書資格を取ってみては?と打診され真剣に司書資格取得について考え始めたのが3年目でした。
◆司書資格はあったほうがいい?
図書館で働くならあったほうが絶対いい。司書資格取得に必要な科目を履修したことがすべて活かされます。理論・精神を理解し、実技に活きます。とくにレファレンス、分類法、書誌学など、情報演習など、理解が深まると楽しくて仕方がありません。指定管理だろうが委託だろうが直営だろうが、どんなに苦手な人がいても根本的な考え方が共有されていますので分かり合える部分もあり、充実した気持ちで仕事に取り組めるのではないかと考えます。
これはお金がどうこうというよりも、自分のためになるから取得した方がいいとお勧めします。
正直、司書資格を持った人と働けたほうが楽しいし、建設的なのです。
また、司書資格があれば図書館の仕事に携われる可能性は格段にあがります。
図書館としても司書を雇いたいわけですから、司書資格はあった方がよいのです。
◆図書館業務の実際
本が好きだから、というだけでは図書館の仕事は難しいと思います。図書館の仕事の殆どは利用者へのサービス業務がメインで貸出、返却、レファレンス(調査・読書相談)です。接遇能力の方が重要となります。そして、本は案外重く、図書館も広く、整理整頓なども行いますし、呼ばれたら対応するなど体力もそこそこ必要です(^^;
また、チームワークも必要ですのでコミュニケーション能力があったほうが楽しくお仕事ができるのではないでしょうか。また、自治体から委託されている民間組織とは言え、利用者からみれば自治体の職員と同一視されている場合も。立ち居振る舞いについても意識をしなければならないでしょう。クレーム対応だってもちろんあります。図書館利用者へ注意などを行わなければならない場面もあります。
パソコン操作はもちろん、調べる能力も必要です。ですが、決して図書館員だからといってなんでも知っていなければならないというわけではありません。百科事典のようになんでも知っているわけではなく、「調べ方を知っている」といったほうが適切かもしれません。
冒頭で述べた「生涯学習の実践」とはまさにこのことで、利用者のニーズに応えられた経験が自分の実績と自信につながる、続けていくと自分の実になるものが多いお仕事でもあるのです。
今回は図書館で働きたいと考えている方向けに、私が経験した図書館での仕事などをご紹介しました。
まだまだ書ききれないことばかりです(^^)
なんとなくイメージが湧いてきたと思っていただけたら幸いです。図書館のお仕事シリーズは今後も更新していきますので引き続きよろしくお願いします♪