CorottyBlog

フレンチブルドッグとの生活や、日々思うこと、感じたことなどを更新します。

コロナ渦と情報収集

 世界を巻き込み続けているコロナウィルス。ワクチン接種が開始されました。昨年と比べたら制限はあるもののちょっと慣れてきたかな?と思えるほどに。それでも当時の図書館に勤めていた自分の環境は混乱に混乱を極めていました。

 昨年の世間の様子

 昨年の今頃は緊急事態宣言で出勤制限をかけ自治体の感染症対策本部の報告と東京都・政府の方針を気にかけていた日々。上層部からの具体的な指示はなく、交渉も相談もなにもされていないフワッとした突っ込みどころ満載の指示とも言えない指示に困惑し続け、スタッフは感染におののき恐怖におびえている。

 都内では3月から急激にマスクが手に入らず、そしてなぜかトイレットペーパーやキッチンペーパーや生理用ナプキンも買えず(地味に困るんですけど 笑)アベノマスクは配布が間に合わず、開館準備に奔走するもアルコール消毒薬が手に入らない。使い捨てマスクは高騰。状況を先読みして購入しておいたアルコールはあるものの、開館後、消費された分が手に入れられるようになるのは1カ月以上かかるだろうかと、とにかく必要物資の手配を考えていた。

 いつ開館できるのか、開館までに何を準備するのか、シフト組はどうしようか、この状況下だからこそできることなどを考え、相当頭をフル回転させていた。「なるようにしかならん」というのは現実的な手配をある程度済ませてから言えることで、何もしてないのに「なるようにしかならん」とも言えない。なにせ、疫病災害のようなものですべてが初めての対応。参考になる事例なども集めながら上司と相談・情報共有を重ねる。

 そして、怯え続けるスタッフ。どこどこの病院で感染者が出た、感染者が〇〇県に移動して感染が広がった、ライブハウスやスポーツジムで感染者、近所のスーパーで感染者が出た、となった時はツィッターで拡散され町中がざわめいていた。志村けんさんのコロナウィルスによる死去のインパクトは大きく、ネガティブなニュースに八方をふさがれていた。感染しようものならでしたプライベート、個人情報が特定され晒されてしまうなどなんだか地獄絵図。

 ヨーロッパでの感染・死者が増加しテレビもネットニュースも情報が錯そう。不安のためかデマも多く出回り、独り歩きした情報に尾ひれがついてただ恐怖をあおるものも増加し、自宅待機・テレワークなどでの待機中は得る情報で各々の恐怖感に差が出始めていた。

図書館業界もざわついていた

 異例の出来事で図書館業界もざわついていた。某新聞に投稿された「図書館が開館していない」ことに対する苦情も多かった。自粛で外にでられないからこそ本を借りたい、こうゆうときに図書館を活用したい。もっともです(^^;)

 役立たずみたいなことも言われました。しかしながら、自治体の方針で公共施設は閉鎖。新刊の本は出版が続くので選書・資料受け入れの作業、整理業務は続けています。ほとんどの自治体でWEBによる予約を中止していました。

 この状況下でYoutubeでコンテンツを配信する図書館や、電子図書館、郵送サービスなどを行う図書館も。臨機応変に対応できる図書館と、そもそもその土台がなくできることが限られてしまう図書館。全国各地での取り組みなどが共有される機会でもありました。

 資料は衛生的にどうなのか、消毒はどうするのか、館内への立ち入りが可能なのか、なにがどこまでできるのか・・・。「わからーーーん!」「こまったーーー!」

 開館してからは、開館時間の短縮、サービス提供の制限、手指消毒、資料の消毒、時間を空けてから返却本を移動させるなどできることは行いました。まず世間様の理解を得るのが大変で「いままで通りではないこと」への苦情もとても多かったことを覚えています。

そんな時こそ「自分に必要な情報」を見極め収集する

実は人によってたどり着く情報が異なる

 同じキーワードでも検索する人間によって検索結果が異なることがあります。

 例えば、「ダイエット」というキーワードを検索したとして、「失敗例」にたどり着く人、「成功例」にたどり着く人、エステやダイエット食品、ダイエット機器、情報商材、医者が勧めるもの方法、運動方法、はたまた病気の情報など、多岐にわたります。

 ざっくり検索しただけでこれだけの情報がでてくるので、つい広告に載せられて購入してしまったり、続かなさそうな情報をみてあきらめてしまったり。そもそも見るのが面倒になってスタートにも立てないということもあるのです。

情報を集めてみる

  自分に必要な情報をまず整理して現状を把握してから収集しましょう。コロナ初期の大混乱の当時、インパクトの強い恐ろしい情報も多い中、私は以下のように行っていました。

①仕事に関わる情報

 私が配属されていたのは公共図書館です。業界自体がどのようにとらえているのか全国の図書館の状況を知る努力をしました。日本図書館協会、時間があれば海外の図書館HPなども閲覧しました。

 そして、現実問題、自分の職場です。中央図書館・都立/県立図書館をはじめ、学校とも絡みがありますので、教育委員会自治体、都道府県、日本政府。それさえわかればおおよその方針は見えていました。あとは所属する会社の指示と方向性。

 また、通勤で利用しているのであれば鉄道・バス会社の情報も必要でした。

 必要物資の入手手段。とくに価格が高騰するうえ、手に入れることもままならない。ストックがどのくらいあるかの現状把握と、流通状況は気にかけなければなりませんでした。 

 あと自分の体感で、ものすごく混乱してる~!ストレスがかかっている~!という情報(笑)

②自分の生活に関わる情報

 自分自身の生活環境の把握としては、自分が住んでいる居住区の区市町村HP、そして都道府県HPです。身内が心配なら身内が住んでいる居住区のHPを見るのも良いでしょう。衣食住に関わる部分では、「衣」についてはあまり関係ありませんでしたが、食べ物や物資の調達について、利用している店の営業情報などは気にかけました。

 

③自分自身の情報

 そして大切な自分自身の情報です。連日感染者が報道される中、持病の有無、自分の健康状態、自分が接触する機会のある人たちに感染者がでていたか。1年前の当時から現時点まで、ぶっちゃけ「0人」です。私も体はとても元気。

 

①~③をまとめて考えると、

仕事については、情報を押さえたい通勤に関しては百貨店の休業、学校の休校、テレワークの推奨により電車が混雑していることはほとんどありませんでした。通勤の混雑を避けるために、勤務の時間帯についても上司とよくよく相談を行い、勤務する人達が安全に通える配慮ができたなと感じています。

品薄が続いていたトイレットペーパーは通常通り予備を1パック購入。焦って買い溜めをする必要はないことがわかります。

生理用品も予備があったのでなくなる前に補充すれば大丈夫。品薄ではあるけれど近隣のドラッグストアやスーパーを何店舗か目星をつけておいたので手に入りそう。

マスクは母が以前購入していたストック分の箱を分けてくれました。主人も箱で用意してくれていた。(もともと箱を購入する環境なので予備は大丈夫だった)自分自身、秋冬に喉をやられたり乾燥に弱かったりするのでちょこちょこストックを保持しています。

スーパーは週2回の頻度、いつも空いている時間を利用してる。だいたい2~3日の必要分を購入している。食べる量が増えるわけではないので変化なし。

手洗い・うがいは慣行。ハンドソープを積極的に使うようになった。手も荒れやすくなったので色々ハンドクリームを楽しんだけれど、NIVEAとアトリックスがなんだかんだ良いという結論にたどりつく。(笑)

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食事は、外食は控えて家で作ろうとなり、お米の消費はちょっと増えたけれどドラッグストアで購入ができるレベル。当時、パスタ、ホットケーキミックス、小麦粉が不足していました(なんでだろう^^;)が我が家の主食ではないので特に困ることではない主食は米と玄米で10キロもあれば当面は大丈夫だろう。

犬のバットくんの餌が不足することはなさそうだ。なるべく1箱分は置いておくようにしておこう。最悪、私たちが食べるものと同じであっても問題ない。

持病なし。

友人も心配なし。テレワーク開始。通勤も少ないそう。

親族も心配なし。主人の仕事は制限がかかっていたこともあり、大変な時期もありましたが、私のお給料が減額されることはなかったので質素にしていれば乗り切れそうだなという具合。

 ライブハウスや接客を伴う飲食店を利用することもないし、ジムもだいぶ前にやめていたし、映画は自宅で見て楽しんでいる。買い物に行きたくて仕方がないという衝動もない。宅飲み好き。居酒屋に行くのも大抵は2~3人の気心の知れた人間だけで楽しんでいる。すこし自粛すれば問題ないかな?

 

<追加した習慣>

3蜜避けてソーシャルディスタント、手洗いうがい、不要不急は避ける

これだけでした。

小池都知事厚労省、政府、WHOの指南するそれだけです。

社会全体がこれをやっていたので、たまに外食にでても十分保てていました。

要は、様々な状況・情報をもとに自分の状況を照らし合わせてどこまで問題がなく、どこを工夫すればいいのか、ということを見極めていくことが情報収集なのです。

 

自分に必要な情報にたどり付くためには

自分の状況をある程度整理して分別した後に探すことが重要

 ニュースなども同様に、普段つかっているSNSで速報が流れてきます。一方的に送られてくる情報のほとんどが玉石混合です。そして、案外一方的に受け取った情報で満足してしまい自分で探すことが遠のいてしまいます。

 いま私たちにとって共通で関わっている「コロナウィルス」についても同様です。毎日速報で流れてくる感染症の話題。

「まん延防止等重点措置」「ワクチン接種」「緊急事態宣言」

日本に住んでいるのでまずは日本の状況で発表されている正式なものに目を通しましょう。 

内閣府がとりまとめている感染症対策の特設ページ

新型コロナウイルス(COVID-19)感染症の対応について|内閣官房新型コロナウイルス感染症対策推進室

 変化する状況に左右されるため情報が混乱する中、メディアで発信されている出来事が全国で起こっていることかと言えば、全然そんなこともありません。人は人、自分は自分、その感覚も必要です。

 また、自宅で過ごす時間が増えたことで、情報にアクセスする機会が増えました。主にYoutubeのような動画コンテンツでも情報を簡単に得ることができますが、それも玉石混合です。偏った情報によって余計な恐怖心を抱いて不安を感じながら過ごしている人もいるかもしれません。

 最初の方に述べた通り、情報検索は人によってたどり着く情報が異なります。正確なものを知り、怖がるのではなく、現在の状況と自分の状況と照らし合わせて活かしていきましょう。