CorottyBlog

フレンチブルドッグとの生活や、日々思うこと、感じたことなどを更新します。

緊急入院

お久しぶりです。corottyです。

いつからかさっぱり更新頻度が低くなってしまいました。

新しい職場にも慣れ新生活をはじめました。

つい2日前、夫が緊急入院をしました。一人暮らし同然ですごしています。

 

私たち夫婦は行動を共にする時間も多く、いわゆる仲良しで、どこにいくにも大抵一緒です。一緒にいるのが楽しくて仕方がない。いない方が変みたい。

 

そんな夫が突然倒れ救急搬送に。。。

仕事を終える時間に会社の電話が鳴り、「コロさん、旦那さんから電話だよー」と言われ、「???なんだろう?」と思って出たら・・・

「身体が動かなくて胸がいたい。左半身がしびれている。呼吸が苦しい」と。

驚いてしまって、それでも「いつから?」「どんな風にいたいの?」「しゃべれる?」「司会ははっきりしてる?」「いまどこにいるの?」「家の鍵はあいてる?」など一通り状況を確認。迷うことなく救急車読んだ方がいいのでスマホから救急車を手配。

あせる気持ちととにかくいまは救急だと頭を切り替えて、夫と通話しながら別の電話で救急に状態を伝える。

 

救急車の手配をしたものの、足がない。

会社の先輩が送っていくと言ってくれて急いで帰った。帰路の途中も、電話を切ってしまったが改めて電話をしてとにかく話しかけ続けた。

こんなときにかぎって渋滞で・・・。

先輩もモヤモヤしてるみたい。

「うああ!痛い!」「もうダメだ、死ぬっ」と何度も悲鳴をあげる夫。

「大丈夫、救急者がくるから頑張ろう、大丈夫だからね」と声をかけながら。

気が気ではないのだけれどとにかくいまは落ち着こう。自分に言い聞かせていた。

電話越しに救急隊の到着が確認でき、渋滞に巻き込まれながらも自宅に到着。

先輩にとにかくお礼を伝えて、急いで部屋に向かうと救急隊が到着していた。

「ああ、深刻ですか?!」と訪ねると、「意識はあって立つことはできるようです」と。保険証などを用意して、救急車に乗り込む。

病院がなかなか決まらず、夫はずっと呻き声をあげては激痛に耐えていた。

 

最初は近くの病院にいくことになったのだが、症状から帰って危険になるかもしれないと、別の病院に手配された。

搬送先の病院を聞き、母にすぐ連絡をしてとにかく病院に向かった。

不安な待ち時間をすごしていたら、母も合流してくれて心理的にかなりほっとした。

誰かがいてくれることの心強さといったら・・・・。感謝しかない。

 

何時間待っただろうか。

 

医師に呼ばれ説明を受けた。

「急性大動脈解離スタンフォードAです」と。

????心臓???

画像診断の説明を受けながら、とにかく危険な状態だということを知らされた。

しかしながら不幸中の幸いというのか、本来であれば緊急手術をすぐに行うような症状であるにもかかわらず、幸運がかさなり手術は回避。ICUで経過観察をすることに。

面会謝絶で2週間ほど入院することになった。

入院期間中、容態の悪化によっては緊急手術もありうる危険な状態ではあるものの、幸運も重なっていたようで・・・。

 

ICUに入る前のほんの一瞬、彼に会うことができた。

「ごめんな、もうヨイヨイになって迷惑をかける」などいつになく弱気の夫。

「大丈夫だから、こっちはなんとかなるからしっかり治療してね」と手を触れた。

それからは1回も会うことができずにいる。

 

入院当日、タブレット越しに面会をして、薬を投与されたからか痛みは多少収まり、だるそうだった。「おやすみなさい」と告げ、看護師さんから入院の説明を受け、気がついたら23時になっていた。

母もロビーでずっと待っていてくれた。

「なにか食べて帰ろうか」と提案され、近くのジョナサンに向かった。

彼は大丈夫だ、という根拠がないけれど確信にちかいなにかと、不安とが交互にくるような心境でなんとも気が立っていた。

ただ、母と二人で夫が元気になったら「タバコはやめたほうがいい」「お酒はやめなさい」ってみんなに言うんだろうね、想像できちゃうねなんだか~と微笑みながら、

内心は無事なのだろうか、本当に大丈夫なのだろうか、という不安が付きまとってしまった。夫なら大丈夫だ。あの人は絶対に大丈夫だ。

明日は入院に必要なものを届けよう、2日間はちょっと気がぬけない。そんな風に重いんがら深夜帰路についた。