CorottyBlog

フレンチブルドッグとの生活や、日々思うこと、感じたことなどを更新します。

手続きが一通り済んだ(*´∀`)

 退職後の事務手続きがいろいろある中、やっと会社から離れられたなあと思えたここ最近。昨年の夏から休職しあっというまに一年経とうとしている。いろいろあったなぁ、辛くて苦しかったなぁ。感慨深い。

 精神科にお世話になることも、特別な健康保険の手続きをすることも、職安にお世話になることもそう何回も何回も頻繁にする機会があるわけではないので、メモついでに残しておこうと思う。

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退職の準備と退職後の手続き

 会社規定の就業規則で、休職期間、契約更新にならない条件などを確認。正直、ギリギリまで退職するという実感もわかず、病状もあまり回復していません。所属している限りどうも休んでいるという気になれないのが困った性格だ。

 そもそも、休んだからって気分転換になるような軽い状況ではなかったから仕方がない。会社関連の書類、自分が受けた研修書類、過去の契約書などなど、就業関連の資料などをまとめ、4月になったら処分できるものを準備。組合に傷病手当の申請方法なども確認を行った。(HPには詳しく記載されていないので直接問い合わせる)

 

① 退職手続き

退職の意思を伝え、退職関連の書類が届く。退職届・社会保険返還について・離職票の希望有無など。いつまでに提出などは会社の指示があるので準備を行った。社会保険証は念のためコピーをとっておいたが保険者番号などは喪失証明書などにも書かれているので問題なし。

国民年金国民健康保険の加入手続き

 厚生年金、社会保険がなくなるので国民年金国民健康保険への手続きが必要になる。4月中旬までに退職した会社から社会保険資格喪失証などが届くので居住地域の役所で、国民健康保険国民年金の手続きを行う。4月中旬以降に離職票雇用保険番号などが届いた。

③ 失業保険の延長手続き

 5月連休明けに離職票をもって職安へ。失業保険の延長手続きに行ったが、医師の照明が必要とのこと。傷病手当申請書の担当医記入用紙のコピーで良いとのことだったので、病院に依頼していたものが出来上がってから再度手続きへ。その場で、延長手続きが済み証明書を発行してもらえた。この手続きで失業保険の期間を延長することができる。傷病手当を受給中のため、失業保険の期間を延長する。(どちらかの支給となるので、まずは傷病手当、つぎに失業保険という流れになる)

④ 会社を通さない傷病手当の申請

  在籍中は、会社を経由して傷病手続きの申請をおこなっていましたが、退職後は自分で手続きを行う。加入していた社会保険発行元で申請手続きを行う。在籍していた3月までは会社へ提出、4月からは保険組合へ提出。その際、1回目は③の失業保険の延長手続きの証明書と、毎月病状の状況報告書を一緒に提出する。

やっと解放

 手続きが一通り済み、あぁ、やっと終わったなと感じた。先日うつ病から寛解状態へのきざし - CorottyBlog でも書いたが、自分が訴え続けていた職場環境に関する改善方針などが出てきたこともあり、怒りも収まりはじめ、会社とも心からサヨナラできる。すがすがしさを感じた。

 そもそも、会社を通しての傷病手当金の支給も2~3カ月のブランクが空いたりと余計な気がかりもできるのでそれも煩わしかった。事務手続きを自分で一つ一つ終わらせていく行動も前に進んでいく一歩だ。これで心おきなく休める。

周囲の人のあたたかさ

 ずっとずっと支えてくれていた主人。起き上がることもできず、錯乱した不安定な日々で泣き崩れたり、人と話ができない状態のなかずっと盾になって守ってくれました。家事ができなくてプレッシャーで喧嘩になったり。正直、初期の頃はどうしようもない喧嘩も多かった。情緒不安定な人と暮らしていたらそうなることもある(笑)ならないほうがおかしい。それでもそばにいて一番支えてくれた。

 母とは住む場所が近くなったせいか月に何回か会いに来てくれて一緒に食事をしたり話し相手になってくれたり、料理を教えてもらったりしている。「あなたは私の子なんだから大丈夫」と励まして支えてくれた。母に素直に甘えることができた子どもの頃のように抱きしめられて泣いたこともあった。お母さんはいつまでも私のお母さんなんだなって思った。

 友人たち。LINEで話を夜遅くまで聞いてくれたり、会社との面談やその辛いやり取りの間もずっと励ましてくれた遠くに住んでいる友達。

自分も辛いことがあるのに出かけられる範囲で出かけたり。楽しいプランを考えて用意してくれていたり。月に1回は遊びに来てくれて夜遅くまでお酒を飲んだり。テレワークの話を聞いたり東京の様子を聞いたりなどした。主人には「この子を大事にしないとぶっ〇す」みたいなことをいう姉御肌の友達(笑)

 主人の職場の人にも「布団が何枚も何枚ものしかかっているような感覚も、一枚一枚、布団がはずれて軽くなっていく。大丈夫、良くなるから」と励まされた。

 あとはバット君。この子は可愛いし物理的に温かい。いつもピッタリそばにいる可愛い男の子だ。彼のおかげで散歩に出かけ、最近は汗を軽くことができている。感情表現が分かりやすい犬という存在は、無邪気で気持ちが明るくしてくれる。

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今後の目標

 あの職場環境から離れて見えることがある。組織崩壊がどのように進むか、組織づくりをせずに現場を放置した当時の上司。在職中から疑問をずっともっていた。なぜこんな状態になっているのに向き合わないのかが不思議だった。後任への引継ぎもひどいものだった。いい上司ばかりではないことも分かった。

 あとは昔からどうしてもトラブルが起こりやすい特定の年代の女性たちとの関係。女性の職場特有のことで、年齢・年代は関係ないのかもしれないが。。。

 このあたりの克服についても今後取り組んでいきたい。少しずつ気持ちを整理して、また働きたいと思ったときに気持ちよく仕事に取り組めるように、簡単に折れないようなメンタルと体力づくり。カウンセラーによるカウンセリングを受けたいと思っている。休職中、Youtubeを見る機会がとても多かったが、この「かず姐さん」の番組が面白く興味を持った。様々な人の相談にのり、心理分析が的確で早い。そしてどんなに複雑な問題を持っている人にも「乗り越えられますから」と伝える。

 私もこれからは人間関係の問題で悩むような人生にはしたくないので、カウンセリングを受けてみたいなと思った。

 また、担当医師にも、どのような順序で復帰していきたいか意思表明をするようにしている。焦って仕事を探そうとしたときに症状が逆戻りしたこともあった(笑)

 いまは休むんじゃなかったの?と念を押され「やすみましょうね」と促される。会社を辞める不安というのも強かったのだろう。

 手続きを一通り終えて、やっと0地点にたどり着けたような気がした。