CorottyBlog

フレンチブルドッグとの生活や、日々思うこと、感じたことなどを更新します。

風船のような脳(心)と体

40歳にさしかかり、愛犬と夫の3人で暮らしています。

私はいままで、仕事が大好きで仕事につっ走ってきた人生でした。働いてお金を得ることしか頭になく、趣味といえば仕事に関連すること、もしくは掛け持ちのアルバイトをしてでもお金を得たいと思っていました。職場での人間関係の悪化が原因で仕事を転々とすることが多くなり、独身のときはとにかく働かなくてはと焦っていました。

社会の仕組みなどもよく理解せず、ノリだけで生きてきたかもしれません。

自分と向き合うきっかけになったのが、直近の職場で発症した「うつ病」がきっかでした。とにかく今は休むことを最優先にして過ごしています。

 

コロナや災害の不安、先の見えない人生の不安、経済・政治情勢の不安、雇用の不安、生活の不安、健康の不安、家族の不安などなど。私たちは常に「不安」を抱えながらも、「不安」を「不安である」と認識できないまま過ごしています。

今回の記事ではうつ病の原因でもある不安について考えたいと思います。

 

不安ってなんだろう

 人は何かしら不安を持っています。心配に思ったり気がかりに感じたことは誰でもあるかもしれません。「不安」に支配されてしまうとすべてが怖く恐ろしくなり、何をやってもうまくいかない、何を選択してもずれている、下手をすると無意識に行った行動言動で他人を怒らせてしまうこともあります。

 ふだんなら気にも留めないことでも、何かをきっかけにクヨクヨ考えてしまったり、頭から離れなくなってしまい、知らず知らずの間に自信を失っていく。

明らかに不安である原因がわかっていればいいのですが、知らずに積み重なっていく澱のような不安。これが一番厄介で知らない間に自分を蝕んでいるものなのです。

エネルギーが枯れてしまった

 いわゆる活力ともいいましょう。普段の生活の中の様々な場面で、私たちはその都度行動を起こすたびに自分のスイッチを切り替えてエネルギーを使っています。車のキーを回してエンジンをかけるようなイメージです。

 「仕事に行く」というタスクの中には、起きる→身支度を整える→食事をとる→玄関を出る→駅に向かう→電車に乗る→職場まで歩く→挨拶をする→仕事をする などさまざまな切り替えの場面があります。活力があるときはこのスイッチは問題なく動作し、すんなり進行します。それでも「仕事にいく」というエネルギーがどれだけ大きいものか。活動時間の半分以上を占めているもの、膨大なエネルギーです。

 加えてその行動の要素の中に自分なりに目標や目的があるとさらにいい意味での付加がかかります。「いい日にしたいな」「仲間とうまく過ごしたい」「〇〇を終わらせよう」「進行中の案件が上手くいくように調整しよう」そんな一日のビジョンを抱いて取り掛かります。

 車のエンジンをかけるときにも膨大なエネルギーがかかるのと同じように、私たちが行動を起こすときもやはり大きなエネルギー、着火装置があるのです。車も走り続ければガソリンが減り馬力が落ちます。それでもガソリンタンクのメモリがギリギリになってもなんだかんだで走ることができます。そのギリギリのガソリンが尽きてしまったら・・・キーを回しても、エンジンをかけようとしても、エンジンはかかりません。

 車の部品は故障しているわけでもないのにガソリンが尽きてしまうとエンジンがかからなくなる。ごくごく当たり前の理屈ですが、私たちの体や心も同じことが言えるのです。

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きっかけがあるものです

 職場の人間関係というのは、普段生活をしている中ではなかなか出会うことがない家族や友人以外のコミュニティであり、独特の人間模様です。お客様とお店の人間のようなわかりやすい需要供給の関係ではありません。接客業に関してはお客様という要素も加わりますが、会社の中の人間関係は家族よりも長い時間を過ごす赤の他人です。

 ウマが合う人もいれば合わない人もいます。気持ちの良い距離感で仕事がスムーズにできる人、一定の距離感を保ちたいと思っていてもズカズカ入りこんでくる訴求力の強い人間もいます。仕事に目的をもって取り組む人、やりがいを感じて頑張っている人、協力的な人、お金のためだけに時間を過ごしている人、感情のコントロールができず当たり散らす人、公私混同している人、肩書が欲しくている人、など様々です。

 そんな一日の大半を過ごす場所なので、良い日もあれば悪い日もある。そんなのの繰り返しです。ただ、たまたま発生した悪い日に起こった記憶に引っ掛かりずっと頭から離れなくなってしまった、それも解決できずに時間が経過してしまものは積み重なっていきます。人間は眠れば忘れるようになっているのに忘れられなくなってきた。そのようなものがHPを1Pずつ削って行きついに0Pになってしまったときにうつ病のような状態になってしまうのではないかと思うのです。

最後の一押しで完全にしぼむ風船

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 誰でもちょっとしたうつ状態というのは経験していると思います。ものすごい失敗をしてしまった、やらかしてしまった、恥ずかしい思いをしたなど。でも、大抵は気分転換や睡眠や休むことでゴム風船のように空気を入れれば柔軟に膨らみを取り戻し弾力が戻ります。

 想像してみてください。大きな風船を膨らませるとき、一番最初に空気を入れるときは固いゴムを膨らませるのにものすごくたくさんの空気が必要ですよね。ある程度の空気が入ってしまえば、そのあとは膨らませるのは案外順調にできるものです。

 ですが、完全にしぼんでしまった風船は弾力を取り戻すことがなかなかできません。空気が入りきっていない状態ですこしの力で風船を押してしまったら空気がすべてでてしまい、また膨らませるには十分な量の空気を最初に入れなくてはいけないのです。

 その残り僅かな空気の入った風船を押しつぶして空気を押し出して完全にしぼみます。また、逆につぶされまいと膨らみすぎた風船は、空気がいっぱいになったことに安心ができずそのまま膨らみすぎて破裂してしまうかもしれません。

自分のパターンを考察してみる

 うつ病になることは自分のウィークポイント(弱さ)を知るきっかけにもなりました。私は他人から「親しみやすい」う「なじむのが早い」「社交的」に見えるらしく、異動先でも「もうすっかり馴染んでますね」「前からいるみたいです」などと言われます。そう見えるほど私は周囲に気を使う人間だったのです。

 今回休職のきっかけになった職場は、部下の鬱憤の堆積がおおきく、感情が暴走してしまうスタッフもおり、常々「責任者はなにもしてくれない」と責められ続けました。(夫はなにもしてくれない、と嘆く妻の存在とも重なりますね(^^;)なんだかその人の夫になったような気分です)作業フローの見直しをしたときは、近くを通り過ぎるたびに「仕事が大変」「大変だね。やりたくないね」スタッフ同士でわざと会話をして私の耳に入るような嫌味を言われることも毎日でした。

 配属当時からその職場の悪い雰囲気の原因が見えていたのですが、どうにもかなり悪い状況になっており崩壊ギリギリだなと感じていました。やる気のない同僚たち、部下の業務には無関心。自分の仕事だけをするが仕事を教えないから部下が育たない。忙しそうにしている同僚は実際忙しくなくて、よくわからないけどお菓子ばっかり食べている。お菓子を配ることが仕事みたいになっていた。

 一見自由度が高く、皆それぞれが仕事をしているように見えるのだけれど実は若手が育たない、愚痴や悪口が多く雰囲気が悪かったのです。

 家庭の不満を持ち込みストレス発散に仕事をしているような人も多かった。家庭のストレスを職場に持ち込まれてしまうと、仕事上解決するべきことを解決したところで次々と不満が湧き上がってくる。この湧き上がってくる不満は仕事でも重箱の隅をつつくような状態になり、些細なことで他人を責めるが、じつはこの攻撃的な原因は本人の私生活の問題なので仕事でどんなに問題を解決しようとしても解決させない。不満ばかりを押し付けてくる。

 また、現場で解決しておかないといけなかった課題を解決せずにきた前任上司の4年間分の澱もあり、そのストレスを増幅させる要因となり管理職への当たりを強くしていったのではないかと感じています。

 このすべてが、自分の責任感や真面目さ、職層の役割が、解決・改善を繰り返したところで安定的に継続することはなく、不安・不満を常にはこんでくる部下のストレス・攻撃性の凸凹と、それをこなす自分の力量がかみ合ってしまい、次第に自分を追い詰めてしまったのてしまったのだなあと反省しました。

不規則な生活サイクルも相まって

 開館時間が長くなると必然的にシフト制になります。朝早いときは7時前に家を出て、夜はおそくなるときは22時を過ぎる。通勤に時間もかかりましたので食事のタイミングなどもバラバラ。気を付けて生活をしていたつもりでもこの状況でストレスと疲労が重なったことも原因だと考えます。心身のバランスが崩れてしまう。

 結局のところ、通勤場所や勤務形態のことが気にならなくなるくらい仕事に夢中になって突っ走っていた節も思い当たるのです。家庭と仕事のバランスもとれていなかったなあと反省することも多く、一番は自分を大切にできていなかったこと、自分を大切にするということが分からなかったのでしょうね。

以前の自分に戻ることではなく前に進む

 うつ病の状態(神経症、不安感、疲労感、不眠、倦怠感、絶望感、起きれないなど)は確かに辛いです。ただ、うつ病は薬で治すものではなく休養を取りながら自分と向き合う時間なのだと感じています。悩みを解決するときに問題と向き合うのって大変ですけれどそれが自分となるとますます大変で、逃げたくなることもたくさんあります。

 ですが、以前の自分に戻ってもまた同じことで躓いてしまう。私はもうそんなのやだな、と心底思いました。なぜ他人のことで嫌な思いをして受け止めてしまうんだろう。関わりたくないのに結局相手に支配されてしまう。そんな自分はもうやだなと思います。どこの職場に行ってもいるんです。こうゆう人たちは。ただ、たまたまその数が多くて運が悪かったこともありますが、それでもここまで病んでしまう前に自分から離れる・切り捨てる、必要であれば、戦うことができる自分になりたい。自分の決断の自分の責任で選択できるように。

 今回は体に支障がでてしまうくらいまで苦労をしましたが、それでも自分が受けるべき治療・休職・受けられる手当、人事への訴えを含めてやれることをやれたという自信が付きました。確かに、重たいうつ状況は本当に辛くて追い詰められましたが、最近は冷静にものごとを考えられるようになりました。

 何がいけなかったのか、状況はどうだったのか。突っ走ってきた人生のなかで、いったん止まって休みなさい、それが今なのだと思います。

今後の課題

健全な身心を保つために、まずは体から。うつ病ってどうしてもエネルギーを脳が消費してしまいます。それを体を動かす方にエネルギーを注ぎ、体を作ること。

食べる・寝る・体を動かす

この3つを数か月かけて作っていきたいです。悩まない体づくりを頑張ります!

 

自粛明けの東京散歩

6月21日。友人から一通のLINEが届いた。

「のめるのめるのめるぞ~!😃」

緊急事態宣言が明けましたね。今回のはやりすぎなのでは?と思いながらもなんとか乗り越えた感じがします。地元の大好きな居酒屋さんも、緊急事態宣言が発令されたらランチ営業もあきらめ休業に。自粛に合わせて主人もお酒を控えつつ、自宅での晩酌を楽しむ期間でした。

緊急事態宣言がでていたので東京への移動もちょっと・・・

 仕事を休みはじめてから電車に乗る機会がめっきり減りました。というか殆ど乗ってません。行動力もなかったし、疲れちゃうしフラフラだったもので・・・。実際のところ気持ちも沈みがちでしたし、他人からのストレスでヘトヘトになっちゃう始末。

 しかしながら、ここの所美味しいものを食べたら「美味しい」と心底感じられるようになってきて、都内に住む友人に誘われて最初は行けるかな?どうかな?と心配だたけれど大丈夫だった!電車に久しぶりに乗るけど乗れるかな、分からなくなってないかな、と思ったけど全然大丈夫だった(笑)

無意識通勤で培われた体に染みついた乗り換えのコツ

 ずっと都内へ電車通勤をしていたせいか、目的地ごとに乗る車両の位置が見事に身についていました~。そういえば、寝ぼけ眼で半分意識がなくても会社にたどり着いていた毎日でした。無意識で特になにも考えずに乗ったのだけれど、意識してみたら降車したらすぐエスカレーターがあったり、乗り換えの楽な出口に出ていたりと、本当に体に染着しておりました。わーー、すごいーー!と自画自賛してしまいました( ´艸`)

 秋葉原の乗り換えも一番の最短コースを体が覚えていたみたいで、人間って本当にすごいな、毎日の積み重ねのすごさを体感しました。これって、車の運転や自転車の運転もそうかもしれないですね。毎日何気なくしていることが実は習慣から作られてるってすごいことだなあ。

東京散策

御徒町 ガシャポン横丁・摩利支天

 実は友人から教えてもらってガシャポンのアイテムが最近とても面白いと知ったのです。私はミニチュアが大好きで、見るのも、飾って写真を撮るのも、なんならある程度満喫できたらメルカリで販売するのも好きなのです。ほかの人の手に渡ってもみんな喜んでいるのでそれが好きなのかもしれません。ドールハウスのように本格的にのめりこみたいのですが、やりたいことが統一感がなさ過ぎてそこまでは辿り着けていない。ただ、自分が知っている身近なものがとてもリアルなつくりで小さくなっているものを見るのが本当に大好きなのです!わくわくしちゃいます。ミニチュアやドールハウスのブログを拝見するのも楽しいですね。

twitter.com

ガシャポン横丁の向いにある摩利支天(徳大寺)

www.marishiten-tokudaiji.com

日蓮宗のご祈祷がカッコイイんです( ´艸`)

1度ご祈祷を受けたときに痺れました。「気力・体力・財力」というご利益が元気がでますね!うつ病を乗り越えるぞー!すでに、これだけで半分以上成就してるような?

アメ横 モツ焼き「大統領」

 アメ横に行くと決めていたのは「大統領」があるから。主人に初めてデートしたお店でもあります。いつもは主人と行くのですが、今日は友人と二人で。あれ?お店床かなあ?などとうろうろしたら、あった!あれ?でもいつもより狭いな。はいれるかな?と思ったらすでに友人が確認してくれて入れるそうなので入店。友人はちょっと驚いた様子でメニューとにらめっこ。常連さんがチラチラとこちらを見る。おすすめメニューを教えてくれたりして何とかありつきました。串焼き盛り合わせ、煮込み、くさやを注文。ビールが美味しい!自粛明けの生ビール美味しい!

 友人はもつ焼き自体をあまり食べたことがなかったみたいでお店の雰囲気にもなかなかなじめずにいましたが盛り合わせが来て「えええ、なにこれ美味しい!!!」とドはまり。レバーが美味しいんです♪そして、「日本酒が飲みたい」と酒豪の友人。2級酒の「大統領」をすすめる。え?なにそれ?え?と困惑気味。くさやと一緒に食べる・・・「えええ、なにこれ美味しい!!!」とドはまり。安い・美味いをを楽しんだ。ああ、本当に美味しかったなぁ!

ビックカメラ不忍池 ~ ドンレミー アウトレット

 アメ横の次はビックカメラガシャポンが店頭にずら~っと並んでいる。ラインナップはガシャポン横丁とほぼ同じだったので、眺めみるだけで今回はスルーしました。そして、「そろそろハスの季節かな?」というので不忍池に行ってみることに。

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まだちょっと早いけれど、桃色のつぼみはたくさん目につきました。咲き始めているものもチラホラ。不忍池のハスって本当に大きいですよね!久しぶりの不忍池弁天様にお参りをして公園の涼しい風を感じながら、次はどうしようかーとぶらり散歩を計画。

「スイーツのアウトレットがあるんだけど行ってみる?」ということで、ドンレミーのアウトレットに向かいました♪

www.domremy.com

 二人で大興奮。焼き菓子からケーキ、プリンやアイス、どら焼きなどおなじみのスイーツがたくさん。プリン70円!?キャー(≧∇≦)!あれもこれもと手に取りたくなるけれど、カロリーと消費ペースを考えればたくさんは食べられない。散々悩み、ミルクレープの切れ端、メロンケーキ、お互い気になったピスタチオのケーキとプリンをゲット。帰ったら食べよう!と保冷剤は2時間でつけてもらえました♪

上野駅 「上野ランド」 高級ガシャも!

 上野の駅にガシャポンあるよーって調べてくれていたみたいでいっちょいってみるかー!と期待していってみたら

なんと期待以上!大好きなミニチュア系!

はわわわわ どうしようどうしよう やばい可愛い 見てるだけで楽しい 回したい!でもうわっ高っ でも欲しいけど、ああどうしよう。嬉しい混乱状態。

 純喫茶シリーズ、文房具シリーズ、DIY工具、カリモク家具コメダ珈琲をはじめ楽しすぎる!絞れないよ。どうしよう。私の場合、手に入らなくても見ているだけで幸せなのでずっとうろうろニヤニヤ。とりあえず、1000円分両替。

なにか回したい!

散々迷った挙句、全然ミニチュアじゃないんだけどコレにしました!

hobby.dengeki.com

透明でぽってりしていて、猫ですよ(笑)なにこれ、触りたい、なんか普通にかわいくない?緊張してとりあえず両替した分と+αで4回まわしました。透明ぽいのが2個でて、ああかぶっちゃったかなあ、と思いながらも一つ一つあけてみると・・・

かぶりはありませんでした♪手触りは、樹脂のようで適度な重量感。ぷにぷにか、固いか、想像をめぐらせておりましたが答えは「固い」でした♪どれも可愛くて気に入っています。

KENELE STAND 秋葉原

ケンエレスタンド【公式】秋葉原&新橋駅店 (@kenelestand) | Twitter

秋葉原駅構内にあるケンエレスタンド。ここも圧巻のガシャポン屋さん。友人宅に帰る途中なので立ち寄りました。上野ランドと品揃えは一緒でした。うんうん。かわいいかわいい。

船橋屋のくず餅 ~ 亀戸天神

 亀戸天神に向かう途中、船橋屋のくず餅も食べたいなーと思っていたのですが、ドンレミーアウトレットですでに甘味は手に入れてしまったので今日はスルー。錦糸町駅周辺は人が多くにぎやかですが、亀戸天神までの道は徐々に静かに。夏越の大祓茅輪をくぐり、お参りをして庭園を散策。水辺で涼しいですね。藤の花が2つほど咲いていて見ることができました。藤棚行きたかったなー!

夜は宅飲み・スイーツ大会

 お惣菜とお酒を少し買いたして友人宅へ。スカイツリーも見え下町は生活感があり散歩がとてもたのしい。銭湯もあるんだよーと教えてくれた。正直、以前の私は東京の散歩なんてつまらんと思っていた。結局買い物だとかカフェだとかそんなのばかりで何がしたいのかさっぱりわからなかった。友人の家に遊びに行くとなると、地域のお店や工房、小さな町工場なんかもたくさんあって今の私にはそれを見るのがとても珍しくて楽しい。スーパーのお惣菜も、いろいろな国籍の人がいるせいか豊富!コーンがたっぷりのコロッケと、干し豆腐、エビチリを買い宅飲みを開始。

 楽しみにしていたミルクレープとメロンケーキ。チョイスは大正解!メロンケーキ美味!ミルクレープ美味!そして、いつも自宅で主人と三人でお酒を楽しんでいた私たちだけれど、今日は女二人で、と思いながらも結局主人とLINE通話。画面越しに三人でお酒を楽しみました。

記憶がふっとび電気をつけたまま寝て朝日で目が覚めた

「歯ブラシ緑とオレンジどっちにする?」「 オレンジー」夢だったのかと思ったら、洗面台にオレンジの歯ブラシがあった。夢じゃなかったwwけっこう吐いた気がする。

頭痛い。のどかわいた。だるい。 ああ、飲みすぎた。

 白ワイン2本、ロゼ1本、日本酒1本。ほか缶酎ハイ。

いつもこうだ。彼女と飲むといつもこうなのだ。ポヤポヤしながら起きつつ、銭湯に行って朝風呂しようということで「大黒湯」へ。

www.daikokuyu.com

7時前くらいだったけれどちらほらお客さんがいました。サウナで酒気を抜こう。炭酸泉、日替わり湯、露天、マッサージ風呂と小さいけれど充実していました。サウナもしっかり汗をかくことができました。お湯も良くて気に入ってしまった。銭湯サイコー!

湯上りにパイン牛乳。二日酔いの調子はこの後どう転がるか(笑)

楽しいことが増えてきた

心底楽しいなと思えることがチラホラと増えてきた最近。今回は東京散策の面白さをしることができました。歩ける距離に公園、神社、お寺、町の雰囲気も門前町や工場、工房、専門店などがあってショッピングモールで事足りるよ、みたいなつまらない終わり方ではない。今回はガシャポンがテーマだったのでガシャポンをめぐる散歩となりましたがとってもとっても楽しかった!

諸々の手続きが終わり完全にさようなら

 在籍中の後処理がなんだかんだとあり、完全に会社とのご縁が切れるのが今月。在籍中のことを考えれるほどしんどくなったり行動力がなくなる。まさに適応障害というものだなと感じる。今月でやっとサヨナラです(^^)

 在籍中の傷病手当受給も会社経由終了

 在籍中の傷病手当の受給がやっと今月で完了する。会社を挟むと2カ月ほどタイムラグがあるので、休職当初は不安に拍車がかかったものだ。辞める決意が決まってからは気楽になれたがもうこれで本当におさらばなのでスッキリする。

 思えば、社会保険雇用保険・厚生年金・税金などの手続きを会社がしてくれていたので、会社に所属するメリットってそのあたりの手間がかからないことだなあと実感した。社会保険に入っていたから傷病手当を受給できるという面もある。なんでこんなに頑張りすぎたんだろうっていう後悔の念が、最近は頑張ったなあと思えるようになってきた。

傷病手当の手続きを自分で行う

 社保の組合に提出する手続きなどは今後自分で行っていくことになる。4月に申請した分は無事先週振り込まれたことを確認した。一度通った経験をすればそのあとは安心して療養に専念できる。4月3週目あたりに申請書を提出し、6月中旬の振込。だいたいこのくらいのペースかなと思えたし、うつ病のせいかちゃんと振込まれるのか心配してしまったりね(笑)

SNSで様々な精神疾患、同じような境遇の人を見て思うこと

 うつ病と診断されて退職や休職を余儀なくされた人たちがたくさんいる。共感できることも多いし、うつ病歴10年を超える方々も本当にたくさんいる。「治ります」と断言している精神科医、宗教家、トレーナーさん、フリーランスさん、乗り越えたよという体験談。はたまた、自分の疾患について掘り下げて分析を続け、自分自身と向き合っている人たち。SNS上だけど人と関わる余裕が少しずつ出てきたのかなと感じる。

 私は・・・、うつ病を克服したいと思っている。「前の自分に戻りたい」ではなく、乗り越えて新しい自分を見つけるような感じかもしれない。前の自分に戻ったら、またお局さんにコテンパンにされちゃうからね(笑)

最近のイイコト

 20代の頃好きだった曲を聴いて「やっぱり好きだなあ~」と楽しくなっちゃう。最近はとくに20代後半の時に聴いてたBen Forld。

youtu.be

ちょっと寂しい気持ちが掻き立てられながらもポップなリズムでキュンとします。ピアノの音で構成されてるのまた良くて。最近聴きなおしたら良いなあ~って満たされた気持ちになりました。

 

コリアタウンで焼肉ランチ♪

 神奈川方面への仕事に付き添って一緒に出掛けたときに、主人がコリアタウンでランチをしよう!と言ってくれて焼肉屋さんを探しました。緊急事態宣言解除後の外食でワクワクしながら言ったら、美味しいお肉がお安く食べられました。とても気分がよくなってしまって「ご機嫌だね」と言われるほど。美味しいものを食べるってこんなにうれしい気持ちになるんだなあって思えてジーンとしちゃいました。

体を動かせる爽快感

 SNSでつながっている筋肉お兄さん、エクササイズお姉さんたちはすごく明るくて前向きなのだ。Twitterを見てると感じるのは「悩む前に体を動かす」ってことなんだよね。主人にも言われるのだけど、ウォーキングや筋トレ、有酸素運動は実際すごく回復を手伝うのだそうだ。犬の散歩だけでもいいんですよ、といわれてそれならできるかも・・・と自分を信じて、本格的なウォーキングができなくてもお散歩に行ったりしている。すこしずつ頑張ってみようと思う。筋肉は嘘つかないを体感したい!

 しかも、プロテインについて主人も情報を調べてくれていたみたいで、プロテインを飲んでいると髪の毛が艶艶になったりすることもあるのだとか。三食の中の一食を置き換えてもいい、と言ってくれてすごくうれしかった。

 

他人との交流や情報を介したコミュニケーションも少しずつ近寄れるようになってきた。日々のだるさ、やる気の出なさ、これはまだ続いているけれど少しずつできることが増えるだろうと信じている。

 

また楽しい毎日が、いろんな人と笑って過ごす時間がくるように頑張ろう。頑張れ。

100万円の使い道

週のお題「100万円あったら」

 なにするかなぁ。100万円って案外現実的なことで消えてしまう金額ですね。ついつい、税金・年金・保険料を差っ引いて残ったものから計算。だいたい半年分のお給料?そうだなあ。Yogibo買い換えて・・・うーーーん。。。

 

そうだね。Yogiboを買い替えよう。

あと、パソコン買い換える。

残ったお金は、貯金と金を買おうかな。あと、旅行だ。2週間くらい。

海外はあまり魅力を感じていないので国内。

そのくらいで終わりそうだ。

それくらいしか思い浮かばないので他の人のところをのぞいてきます♪

 

 

 

うつ病から寛解状態へのきざし④

 昨年の夏にうつ病適応障害と診断され、休職を経てこの春で退職。行き場のない怒りと後悔、もどかしさ、やりきれない気持ちに苦しんだ10カ月。寛解状態になってきた実感が湧いており、前向きに過ごせる時間が増えてきました。Blogをちょっとサボっていたのですが近況を更新します(^^)

寛解状態になってからのBlog記事

うつ病から寛解状態へのきざし - CorottyBlog

うつ病から寛解状態へのきざし② - CorottyBlog

うつ病から寛解状態へのきざし③ - CorottyBlog

怒りと葛藤・苦悩・希死念慮

 あくまでも私の体感となります。発症当初は、自分でもびっくりするくらい感情が爆発してしまい、「できない」「わたしには無理」「もうやだ」と泣きじゃくり、まるで小さな子供のように叫びながら泣きじゃくっていました(笑)

 とても人と話ができる状態ではなく、話している途中で感情がこみあげ制御ができない。日中も目が覚めても自分のふがいなさ、ダメさ、生きている価値などない、死んだほうがいいのだなどと思い、夜中限界からふらっと出て踏切まで行ってしまったり、マンションの通路から飛び降りてしまおうかと(といっても骨折程度でしょうけど)考えたりしていました。そんな状態なので上司と電話での会話などできるはずもなく、主人が代理でやり取りをしておりました。

夫婦関係にもトラブル

 認知がおかしかったせいか、些細なことで夫婦喧嘩が勃発。言葉の意味の取り違え、異常に下がってしまっている自己肯定感により、何を言われても否定されているような気持ちになっていました。喧嘩に怯え、相手を怒らせてしまうことに怯え、とにかくなにもかもが怖かった。(もともと主人は声もでかくて見てくれも強面なのですけど)

 相手の好意や善意、注意などもすごく怖かったです。スーパーのレジで会計を待っているときも、普段ならやり過ごせるような些細なことも無性にイライラしてしまったり。いわゆる神経過敏状態。正直、夫に触れられることすら嫌で嫌で仕方がありませんでした。全身が痛いというのでしょうか。

繰り返し起こるフラッシュバック

 モラハラBBAたちの言動、意味不明な同僚の言動、前任上司の言動・行動すべてが平常時の30倍くらいの攻撃力でフラッシュバックしてきてイライラの再発。自分の正当性を主張する声と現実のギャップの大きさに葛藤し、なぜこんな思いをしなくてはならないのか、と常に頭に浮かんでしまう。臨場感たっぷりに感情が蘇るのだ。これはきっと、その場で解決できなかった(実際解決できるようなものではないのですけれど)原因が何倍にもなって押し寄せてきて怒りが自分を苦しめる。

とにかく気力と体力がない

朝起きたら1時間もすれば立っていることもできず布団に倒れこんでしまう。横になって起きているものの、フラッシュバックに苛まれ、ゲームをして気を紛らわしそれも数十分で疲れて眠る。眠って活動できなかったことを悔やみ、今の自分をみじめだと悲観し、友人とLINEをしながら「寝ちゃえ」と言われ、寝る。日中寝ちゃったから夜寝れない。仕事があるわけじゃないんだから朝起きれなくてもいいよ、と理解をしてくれる主人。人形の洋服を作ったり、細かい作業をしたりして気を紛らわす。ただ、昼夜逆転するとやはり疲れ方が違うので不眠に悩む。起きている体力もないため、お腹がすいたら自炊できるのかというと料理をする気力もない。食べたいものが思い浮かばない。

 それでもお腹がすくけれど、こんどはお腹がすきすぎて動けないという悪循環。この時期はインスタントラーメン、冷凍うどんが活躍しました。主人が作ってくれる朝ごはん。グラノーラを買ってみたけど、あんまり長続きしなかった。インスタントラーメンならかろうじて気力のあるときは野菜なんかを入れて二人分つくったりすることができました。この何もできない申し訳なさ。

 もし、ご家族にうつ病と診断され錯乱状態真っ只中の人が身近にいるなら根気強くこう伝えてください。「できないからといってあなたの価値がなくなるわけではないよ」と。主人にずっと励まされた言葉です。

自分の恐怖心に向き合うこと

 私の場合は、退職して物理的に会社組織の枠組みの中からはずれたこと、退職後に改善があった知らせを受けたことで気持ち的にかなり軽くなりました。自分が正しかったと思えた自信だと思います。本当は、労働基準監督署にいって、労災の手続きをしたかったのが本音なのですが、コロナの影響や自身がけがをしたこと、気持ちと体が追い付かない状態で戦えなかったこともあり労災申請はしないことにしました。

 仮に、労災申請をして通らなかったとしてもそれはそれで良いと、申請をする意思を決めた段階で覚悟をしていました。体力・気力、悔しさの矛先を向け、会社と離れる覚悟を持っている人は是非戦ってほしい。戦うにあたって、こんな対応をされる筋合いはないのだと思えて進めば、結果はどうであれ自分の主張をとことん通すことは良いと思う。「適応障害」と診断された段階で、その覚悟はできるのではないでしょうか。

 受け売りですが、あなたがその組織にいなければ価値がないなんて、そんなことは絶対にありません。肩書や役職、社名などがなくてもあなたはあなたです。今の所属している場所から離れる恐怖、組織に依存している、そこにいるからこそ存在価値を見出している自分からその対象がなくなることはとても怖いことです。ですが、それがないからといってあなたがあなたでなくなることはありません。仕事が好きな人、エネルギーの大半を注いでいた人、頑張ってきた人ことこの恐怖に耐えられず苦しさを抱えている人が多いのではないかと思います。

適応障害」のヒント。寛解への道しるべ

適応障害」と診断された人に勘違いしてほしくないのはその状況・環境から離れれば正常な感覚に戻れるということです。世の中のすべてが自分を否定して居心地が悪いのではなく、その環境から離れることで改善します。ですが、心の大半をその環境に縛られていますので休んでいるのに職場のことをや仕事のことを考えてしまう。いわばノイローゼの状態なのですがその環境に自分が支配されているということです。

 休みましょう、というのはその環境から離れ、そのことを考えないことなのです。初期症状ではなかなか考えないということは難しいと思います。いやでも思い出しますし葛藤・苦悩の繰り返しです。そこから離れるんだ、という覚悟ができた瞬間、手放すことが可能になります。もしかしたら戦うという手段がでてくるかもしれません。

 だって、戻りたいですか?そこに。自分と絶対合わないですよ。私の場合でいうと、四六時中お菓子を食べせんべいをボリボリ食べながら対して進まない事務作業を行い、周囲からは「責任者はなにもしてくれない」とののしられ、同僚は無関心で問題を先送りにしている。先送りにした問題を解決するのは部下ではなく自分たちなのにタスクだけが先送り。誰がやるのだろう、自分がやるしかないと責任感のある人間が取り組むものの、周囲を説得して進めようとしても非協力的。エネルギーは無尽に吸い尽くされる。戻りたいですか?自分の才能の無駄遣い。このエネルギーは自分に使ったほうがいいですよね。その場が合わないということなのです。

 離れることが正解。合わないから今みたいな苦しい状況になるのも正常なのです。先のことは考えずにまずは休みましょう。図太くなれないかもしれません。でもそこはすがって泣き叫んで葛藤するほどの価値はないのです。

苦悩・葛藤を乗り越えて

 今現状で罪悪感・無力感・絶望感を抱えている人もいるかと思います。休んでいる今ですら、頭の中が仕事や職場での出来事などに支配されているかもしれません。ですが、絶対に軽くなっていきます。「まるで自分の体にたくさんの布団のようなものがのっかっていて一枚一枚はがれてある日軽くなったって気づくの」と知人に励まされましたがまさにそうです。

 それから「元の自分に戻る」というよりは「乗り越える」と考えたほうがいいかもしれません。前の自分に戻ったらまた同じでしょう?(^_-)-

 とにかく、休む。休むの下手かもしれないけれど休む。自分が休むことを許してあげてくださいね。

 

呑龍上人 浄土宗呑龍院

 2021年6月8日。深谷市にある呑竜院に立ち寄り赤い旗とお供物をいただいた。縁日だったそうでお堂が開いており、赤い旗が立てられ仕事で通る道なのだが今日は惹かれるものがあり立ち寄った。

という赤い旗の文字が老眼ですぐに認識できず、無類の天部の神仏好きの主人が「お、なんかやってるぞ、雰囲気があるからちょっと寄ってみるか」と車を戻し立ち寄ることとなる。

 

毎月8日がご縁日

 通りに面した真っ赤に塗られた呑龍院鐘楼が目を引き、赤い旗が風になびき祈祷寺のような雰囲気を醸し出していた。お堂の扉は開かれ、お!なんかやってるぞ、ちょっと寄ってみるかと、いつも通る道なのだがこの度立ち寄ることになった。

 自治会館前に車を止めていいのかわからなかったがお堂も開いており、だめもとで聞いてみようととりあえず駐車。境内に入ればなにやらいかつい雰囲気でカッコイイ。世話人の方なのか堂守さんなのか、歓迎ムードだったのでお賽銭を入れてお参りをした。

 「お参りご苦労様です。お供物とこちらの旗をどうぞ」といただいた。「子育呑龍上人」と書かれている。「8日が縁日でお堂を空けてお参りの方にお渡ししてるんです」と親切に教えてくださった。「呑龍上人です。ご存じですか?太田の大光院の子育上人です!え?深谷の方じゃないんですか。そうですか~深谷と言えばあと、渋沢栄一さんなんかが有名でしてね」と。「呑龍さんは子育て子育呑龍とも言われてまして、子宝、子育てのご利益なんですよ」だそうだ。浄土宗のお寺で、境内には地蔵菩薩南無阿弥陀仏の石碑が設置されていた。呑龍上人についてすぐに調べてみたら浄土宗の高僧なのだとか。有名な逸話がいくつか残されていた。

www8.plala.or.jp

 「浄土宗なら、南無阿弥陀仏でお参りさせていただこう」

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏・・・

 堂守さんが鐘を合わせてくれお参りを終え、また仕事に戻りました。道中、呑龍上人のことがえらく気になってしまい、ネットで検索をして郷土資料やらを探していた。

埼玉県深谷市「呑龍院」歴史口伝書

 その昔、貧しい農村地域では子供が生まれてると口減らしのため間引きをするのが当たり前だったそうだ。それを不憫に感じた呑龍上人は子供を引き取り育てたのだそう。呑龍上人にまつわる郷土資料の中でも「埼玉県深谷市「呑龍院」歴史口伝書」が非常に面白く、近代までの呑龍上人にまつわる逸話が残されている。

argali.jp

 実は、頂いたお供物をさっそくいただき、この甘さとともに何とも言えない感慨深さと言いようのない気持ちがこみあげてきた。悲しいのか嬉しいのか、なんというのだろうか。とにかく泣きたい気持ちと交錯した複雑な気分。

 孤独でおびえ切った状態で優しくされたときの痛くて苦しい、嬉しくて悲しい気分というのだろうか。優しくされて泣いてしまうことありません?それのような感覚。しかも、表情がおかしなことになってしまった。眉毛が変な形になっていてこんな表情筋つかったことないよというくしゃくしゃの変な顔になっていた。とりあえず落ち着いたらお家でお経をあげようと主人と話した。

呑龍さんの残したもの

 私は浄土宗の教えについては詳しくないのですが、誇り高い浄土宗の方からしたら解釈が間違っていると言われても大変申し訳ない。いわゆる「他力本願」のイメージがあるのです。ですが、呑龍上人について感じたことは、豪傑。大胆で豪快、快活で聡明。そんな印象を受けた。子供を間引きする(命を奪う)ことは非道だ、と単純明快な思考の持ち主、そして呑龍さんの名前からするとものすごい酒豪なのではないかと思ったのだ。私は豪快で聡明で行動力のある僧侶や行者がとても好ましく感じるので好奇心を持った。

 お供物で頂いた小さな落雁が甘くておいしい。なぜか小さなこどもの手のひらに丁度いい大きさになる甘い甘い落雁が宝物のように思えたのだ。

 主人と一日の仕事を終え帰宅し、祭壇でお経を上げさせていただきました。

 これはあくまでも、私個人が感じたものであり、事実や歴史書に残されているものではないのです。私個人の解釈です。

呑龍上人は生きるきっかけを与えた

 間引きの風習が当たり前の時代、口減らしのために殺される子供がいても何も思わなかった風潮。それに単純に不条理を感じた呑龍上人は子供を引き取り、7才まで弟子という名目で引き取って育てたそうだ。その所以から、「子育て呑龍」と親しまれている。この話を聞き、かくありたい姿だと感銘を受けた主人。己の立場できる最大限を行動に移していると時代年月を超えて伝わってくる人情だ。

下さい頂戴じゃないのですよ

 色々な寺院にさりげなくお祀りされている「地蔵菩薩」を皆さんはご存じでしょうか。実はお地蔵様はにこやかでほのぼのするイメージで描かれる反面、けっこうゴリゴリの修行僧でスパルタのような菩薩様だ。とにかく「延命地蔵菩薩経」で説かれていることは他力本願とは程遠いい修行の物語だ。

己の神通力により業報を果報へと展示させ、無間の罪を取り除く。輪廻で迷い、一人でも成仏へと導けずに残すなら、その間自分は成仏をしない、と宣言する。

ja.wikipedia.org

Wikipediaでは解説されているが、実際読んでみるとまさにその通りなのです。なんでもかんでもしてくれる、傘地蔵のように勝手にご利益を運んでくれるなどではないのです。とにかく努力・修行を重ね、決意をもって行動しなさい。そうすればご利益がありますよ、という超超現実派の菩薩なのです。

 他力本願でどうでもなる~ の陰には周りの人の苦労や力が必ずあります。自分で成し遂げたことがない人はしてもらうことが当たり前でわからなくなっているかもしれません。それを知らずにラッキー♪ついてる♪神様ありがとう♪はちょいちょいまて、と。そりゃあないんじゃないの?と感じたことがある人もいるのではないでしょうか。

 下さい頂戴ではない。

 呑龍上人とう方は伝承で素晴らしい功績がたくさん伝えられていますが、おそらく人の心に寄り添い、困りごとがあれば体をはって助け、身を粉ににしてできることを最善尽くしてきた方だと思うのです。その結果、周囲の人たちから尊敬され、手助けなども受けながら生きておられたのではないでしょうか。

 境内にまつられている地蔵菩薩阿弥陀様の組み合わせを考えますと、 呑龍上人からしたら「私は生きるきっかけを与えただけだ」とおっしゃっているように感じました。(阿弥陀さま)

「与えられた命、その後自分がどうしたいのか、自分で考え選び生きなさい」と(地蔵菩薩)。自立を促したのではないかと考えます。7才という年齢。長いか短いかわかりません。決して、この子を良家に嫁がせるまで面倒をみる、成人まで面倒をみる、そんな過保護な話ではないのです。

 救われたからといって、常にいつも誰かが救い助け、思い通りになるわけではない。自分の意思・決意・行動が大事でありそれをどう生かすかなのだ、と。

 呑龍上人の生きざまから私が感じた浄土宗の教えというのは、他力本願、神様が助けてくれる、浄土は幸せだ、なんていう物語の終わりのハッピーエンドの話ではなく、きっかけは与えられた。あとは自分の力で自立しなさい、なのだと感じた。

カッコイイよ呑龍さん

 もらった小さな落雁の甘さと思い出、この落雁を別の人に与えられる人間になりたいと思うのか、それとも与えられて当然のものだと、落雁を求め続ける人間になるのか。その問いをかけられたような気分でした。

 こんな気概のある豪傑僧侶を思い浮かばせながらお経を終え、主人に報告をした。

また8日の縁日に行ったときにはお堂に上がらせてもらいお参りさせていただこうと

 心に決めたのでした。

 

変な文章でごめんなさい。気が向いたときにちょこちょこ修正させていただきます(^^)読んでいただきありがとうございました。

 

うつ病から寛解状態へのきざし③

<寛解状態の道のり>

うつ病から寛解状態へのきざし - CorottyBlog

うつ病から寛解状態へのきざし② - CorottyBlog

 おはようございます。最近の気温ヤバイですね。夏ですよ夏。まだ6月なのに30度超えた日には7月・8月どうなっちゃうの?とついつい先のことを考えてしまいます。日陰が涼しいのがまだ幸い。

 ちょっと早いけど、そろそろ扇風機もだそうかな。なんとなく梅雨でも寒い日があって薄い羽織ものが必要だからと、薄手の長袖もしまっていなかったのですが、羽織もの以外はしまって半袖でもよくなってきましたね。6月ってもうすこし肌寒かったですよね??気のせいかな?もう30年も前の子供の頃なんて遠い昔のことなのかしら。いや、でも30年経ってるのか(笑)

 昔、父母ジジババが言ってた30年前はなぁ、お母さんが中学生の頃は・・・なんて子供の時分にとっては大昔のように思えたけれど、いざ自分が30年も遡れる年齢になると昨日のことのように覚えているものだ。年を重ねるって素敵だ。

充電40%位まで回復?あぁ、よく寝たな~ と目覚める。

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 ここ数日、朝起きると「ああよく眠れた~」と思える日が1日1日増えている。目覚めが悪くてお布団から出られなかった日々。朝起きて目が開かないから布団にくるまっている日々。5月からはとにかく体を休めて体力をつけること。そんなのを目標にしてきていた。食事も主人が基本は玄米などの粗食で整えながら美味しいものを食べるときのメリハリをつけよう、と精進潔斎も兼ねて続けている。

 夫婦ともに好きなスーパー銭湯・サウナで汗を流し交感神経を鍛えてきた。サウナで汗をかいたりすることがなかった自分も次第に汗がでるようになってきた。ずっと体が冷えていたのだろう。なかなか汗がでるということが今までなかったのだ。

 大抵1時間半~3時間くらい施設に滞在して帰宅し、ぐっすり眠る、なんていう日が週に1回ある。これがまた気持ちが良くてスッキリした気持ちを感じるようになってきた。

枕を新調

 今まで使っていた枕がバット君がなめまくったり匂いが落ちなくなったりと不潔になってきたのでカバーを取り換えて使用してきたものの、もう新調することにした。今回もそば殻枕。それから、バット君が無心に嚙みむしった低反発枕の代わりになるものも購入した。パイル地の枕カバーを購入。なんかこれがまた肌触りがリラックスできて気持ちが良いのだ。

お酒だって楽しめる!料理もおいしいって思える

 お酒飲むと内臓が痛んでいたせいか翌日辛いとか怠いとか、そんなので敬遠していた。先日友人が遊びに来た時に、なんだか心から楽しいと思えることがチラホラあって久しぶりに楽しくお酒を飲めた。ちょっとでいいんです。いっぱい飲むとお腹が膨れてつかれちゃうので。それから、山の幸である山菜。

コシアブラ」というのを持ってきてくれて豚肉とコシアブラの塩わさび炒めを作ってくれた。これがなんだか無性にうれしくて、人が作ってくれたものって本当に美味しいっていうかうれしいっていうか。それで幸せだなって思えたんですよ。ぽうっと温まるというか(^^)

 お酒って楽しかったんだな、料理って美味しいなって感じることができました。

好きだった音楽も楽しめちゃう

corottyworld.hatenablog.com 

 自分の好きなものってそんなに変わらない。音楽なんかは何も考えずに過ごしていた中で聴いていたなじみのある曲が今聞いてもやっぱり良いな、好きだなと感じる。前回のお題でBlog作っていたらそれも楽しかったのか。ワクワク感が復活した。本当にちょっとずつなんですけど回復しているなって思えるんですよね。

 エレカシとモモウメは今回どん底に落ちたうつ病中に出会った作品ですが、これは本当に元気になるというか励まされました。「ナスリ~ツケリ~」なんてまさに、女の職場の苦痛を笑いに変えてくれる傑作だと思った。

その代わり大きな代償が。体重10kg増( ´;゚;∀;゚;)

 昨日、スーパー銭湯に行って、久しぶりに体重計に乗った。

 

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〇3キロ =(;゚;Д;゚;;)⇒

 

やべぇ。10kg以上増えてる(笑)

 

でもまあ、体力作り、とにかく休む、何もしないをモットーにしていたので仕方ない!次は生活習慣整えてダイエット!基本的に平均体重で良いと思っていたのでまずはそこまでを目標に頑張ってみよう。

どうりで、太もも同士がぶつかるなあと思ってたんですよ。

どうもコシ肉がぶつかるなあと、どうもおっぱいとお腹の距離が近いなあと思っていたんですよ。

次は、本当の体力づくり。筋力も持久力も。とにかく基礎体力作り。散々疲弊してしまっていてその状況から体を動かすこと自体が無謀だった。

栄養(脂肪)は蓄えられた!

時は来たのだ!

がんばろーーーー!

ダイエットで治りそうですね

ダイエット(生活習慣の改善)でうつ病は完治する気がします。気力・体力が回復したらおそらくですが、根拠のない自信も回復するだろう。

あと半年かけて、体とメンタルづくりをして、再就職に向けて頑張りたいと思います!

ガンバルンダデェェ━━ヽ(*´∀`*)ゞ━━!!

太ったのショックなはずなのにうれしいのは何でだろう。

とりあえず、運動した後のおやつはプロテインかな。また中年筋トレの動画参考にしよう。

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